こんにちは!かとすいライターのゆーすけです!
“水”と遊ぶライフスタイルを提案する、かとすいインタビュー。
今回は、個人事業主としてお店を持ちながら、今年6月にフランスで行われたトライアスロン大会「アイアンマンフランス・ニース」にも参加された、Vita stileの目次孝さんです。どのようにトライアスロンに出会い、どのように日々のライフスタイルの中でそれを楽しんでいるのか。そのお話を伺ってきました!
◯目次孝さん
月島駅徒歩3分のカフェ&バー「Vita stile(ヴィータスタイル)」を運営。
「様々なアスリートが集まる場所づくり」を目指して、2016年6月より店をオープン。営業の傍らで、自身もトライアスロンに精を出している。
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13197284/
いつまでも、自分の足で歩いていたいから。
ゆーすけ:
トライアスロンをやり始めたきっかけはなんだったんですか?
目次さん:
トライアスロンを始める前に、僕の場合はマラソンがあったんです。ちょうど妻と、「年を取っても自分の足で歩いていられるように、運動をしよう!」という話になって、マラソンを始めたんです。それが2005年で、時を同じくして始まったのが東京マラソン。だから、東京マラソンが夫婦で運動を始めるきっかけになったというのは、今でも印象深いです。
ゆーすけ:
すごいですね!なんだか運命的というか…!
目次さん:
元々、妻も僕も運動はしていましたが、しっかり足腰を鍛えた方がいいということでマラソンを選んだんです。そして、一緒に東京マラソンに出る目標を立てて、練習を始めました。結局その年は夫婦揃って応募に落ちてしまい、翌年に妻だけが当選して、初デビューをしたんですけどね。
ゆーすけ:
あらら、初ということで応募も多かったのでしょうね。
マラソンを始めたときのエピソードなどはあったりしますか?
目次さん:
マラソンを始めて間もない頃、皇居一周が本当に大変だったのをはっきり覚えています。「とりあえず、走ると言ったら皇居だよね」と軽い気持ちで臨んだものの、一周がとてつもなく長いこと、そして自分の体力が落ちていることに驚きました。
ゆーすけ:
皇居ランってよく聞きますが、そんなに易しいものではないんですね。
目次さん:
今では何でもない距離なんですけどね。
マラソンをやっているうちに、他の事もやってみようと僕が言い出して、トライアスロンを始めました。当時はトライアスロンもそこまで流行してなかったのですが、単にカッコ良さそうだからというのが選んだ理由です。笑
そして、トライアスロンを本格的に実践し始めたのは、トライアスロン大会に出場することを目標とした期間限定のスクールに参加してからのことでした。
ゆーすけ:
実践し始める時の抵抗はなかったんですか?
目次さん:
僕は全くなかったです。その前から夫婦でサーフィンもやっていたりして、水に対する抵抗もほとんどなかった記憶があります。ただ、妻はビンディングに対する抵抗がありましたね。それこそ最初は全くできなくて、足を固定される恐怖はいまだにあるみたいです。僕個人としても、お尻が痛くなることはなかなか苦痛でした。
そのスクールは1ヶ月半ほどで終わったのですが、その後も妻が別のスクールに行きたいと言い出して、都内のトライアスロンスクールに通い始めました。
ゆーすけ:
不快に感じたことをきっかけに、途中で何かを止めてしまうケースって多いと思うんですよ。それでも、目次さんがトライアスロンを続けることができたのはどうしてだったんですか?
目次さん:
包み隠さず言ってしまうと、僕は「トライアスロンやってる」って、人に言いたいから続けてるんですよね。「良い身体してますよね」とか「色黒いですよね」って聞かれたりした時に、「いやあー、実はトライアスロンやってるんです。」 って。笑
それは自己満でしかないとは思っているのですが、実際に聞かれてそう応えたら、やっぱり気持ちいいんです。
ゆーすけ:
なんと!そういうものなんですか!笑
目次さん:
そう思ってはいるものの、自分ひとりではここまでトライアスロンを続けることもなかっただろうなと思うと、妻には感謝しています。元々僕は自己流で進めるタイプで、どこかに所属するとかは後ろ向きだったんです。そんな自分を誘ってくれて、色々なコミュニティに入るようになったきっかけは妻でしたから。そこでコーチに指導してもらうと成長スピードも全然違うので、あの時コミュニティに入っておいて良かったと今でも感じています。
トライアスロンとの付き合い方
ゆーすけ:
今はどのような頻度で練習をされていますか?
目次さん:
今年の6月に今の店をやり始めてからは、平日の朝とか週末不定期で休みがある時に練習しています。また、大会前とかはほぼ毎週バイクで山に行ったり、平日はジムでバイクを漕いだり。ランは時間が空いたときに、表に出て走ったりしてますね。
ゆーすけ:
今のお店を開く前も、自分でお店をされていたと思うのですが、その時も現在と同じような時間で練習されていたのですか?
目次さん:
いえ、以前のお店は平日の営業時間が朝7時から夜19時までだったので、夜を中心に練習をしていました。また、週末は日祝が休みだったので、そこで時間を作ったり。今は営業時間が朝9時からなので、朝早く起きてランをしたり朝スイムに行ったりと、練習時間の取り方は変化しています。ただ、負荷を高めて短時間で切り上げるトレーニングスタイルは以前と変わってないかな。
ゆーすけ:
そこで少し不思議だなと思うのが、仕事がないときって本来なら休みになると思うのですが、その貴重な休みをわざわざ練習に充てる理由ってあったりするんですか?
目次さん:
大前提として、運動をした後ってやっぱり気持ちがいいんですよね。運動する前は嫌だなって思うこともあるけど、終わったら「やっぱりやってよかったな」と実感できますから。
と言っておきながら、僕はスイムの練習が苦手なんです。週一でスイムに行くようにしていますが、こればっかりはなんだか気が乗らないときが多い。調子が良いときはどんどん泳げても、気が向かないときはすぐやめちゃいますね。
ゆーすけ:
えっ、気乗りする練習とそうでない練習があるということですか?!
目次さん:
もちろんありますよ。別に侮っているわけではないのですが、スイムってトライアスロンの中でも一番距離が短いじゃないですか。3.8kmを一定のタイムで泳げればよいという個人的な目標を課してるので、なんとか頑張ってそれができればOKかなって勝手に思ってます。笑
ゆーすけ:
なるほどー。
目次さん:
あと、他の人に比べたら少ないのですが、シーズンで3つほど大会には出るようにしていて。その「大会に出る」というプレッシャーを自分で自分にかけてるんだと思います。ある意味、強迫観念とも言えますが、それに向かって練習するように自分を追い込んでいる。大会に出るならある程度のタイムは出したいですからね。
ゆーすけ:
では、仮に仕事の時間が少なくなって、空き時間が増えるとしたら練習をもっとしたいと思われますか?
目次さん:
いやいや、それならゴルフやりたいですよ。「広く浅く」という自分の性格もあって、トライアスロンだけとは思っていません。
あと、旅行も行ってみたい。トライアスロンをやってるおかげで走る体力がついて、20kmくらいなら平気で走れますから、旅行先で電車や車を使わず、走りながら景色を見てみたいですね。これは、トライアスロンをやっているからこその発想でしょう。
ゆーすけ:
ゴルフとはこれまた意外でした。笑
仕事と練習のバランスも大切だけれども、その根幹となるのはご自身のモチベーションであって、それを日々上手くコントロールされているんですね。
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