こんにちは!飯島です。
水泳大国オーストラリアでは、”泳ぐ”というスキルは必須で、ほとんどの親が子供に水泳を習わせるそうです。
海に行くにも、プールに行くにも、泳ぎ方を知らなければ自分で自分の身は守れないですからね。
オーストラリアは安全管理に対する意識が高いように感じます。
実は私、大学時代はスイミングスクールでアルバイトさせてもらってました。
なので、その経験を活かしてオーストラリアでも子供に水泳を教えられないもんかなあと、スイミングインストラクターにチャレンジしてみました。
日本とシステムが違うこともあり、結果的に教えることはできなかったのですが、オーストラリアでスイミングインストラクターになるための特徴を、今日は書きたいと思います。
ライセンスが必要
オーストラリアでは、スイミングインストラクターのライセンスが存在します。
資格があって初めて仕事の応募ができるんです。つまり、資格がないと何も始まらない。
そして、その資格を取るためには、2日間のコース(講義と実習)を受講した後、最低20時間のボランティアワーク(無給で子供に水泳指導)をして、スーパーバイザーに1人でクラスをもてる能力を認めてもらわなければなりません。
私は30時間位ボランティアワークしたけど、まだ1人で教えられない。。。
他のインストラクターさんに付いて、アシスタントみたいな感じでやってます。言いたいことが英語で出てこないー!!(泣)
このライセンスの他、
·CPR(応急救護)
·Blue Card(子供を扱うためのもの)
が働くために必要です。
CPRは数時間のコース受講。Blue Cardはボランティアワークが完了したら申請して取れます。
こっちに来て、日本ではライセンス無しでスイミングインストラクターになれるんだよって話をすると、すごく驚かれます。信じられない!って。
ちなみに、フィットネスインストラクターも資格が必要です。
1レッスンが30分
ビックリしました。日本だと1レッスン1時間ですよね。
始まったと思ったらすぐ終わります(笑)
30分で何を教えられるの?って感じですけど、子供の集中力がもつのが30分だから。とのこと。
平泳ぎを練習するようになると、1レッスン45分になります。
オーストラリアの子供は、基本的に日本よりもやんちゃなので、正直30分で十分です。
インストラクターさん達も自分のレッスンが終わったら、さっさと帰ります。それはもう、ほんとにさっさと。
また、レッスン中、子供のトイレは親が連れて行きます。親もプールサイドに居るんです。
日本だと親は観覧席に居るので、インストラクターさんがトイレに連れて行きます。女の子は特に水着の着脱がけっこう大変なんですよね。苦労したのを思い出します。
少人数制
1クラスの子供はだいたい2〜4人。多くて5人です。
まあ、確かに1レッスン30分だとしたら少人数でないと回せないですよね。インストラクター1人で指導するには妥当な人数だと思います。
↑2日間のコース受講の際にこのテキストが配布されます。
今回は、ライセンスを取れず日本に帰りますが、次回戻って来たときにリベンジしたいな〜!