今回ご紹介するのは25mプールで、比較的空いていて、かつ、60分くらい時間が取れるときにオススメしたい水泳の練習メニューです。
クロールのテクニックを向上させたい!かつ、泳ぎ込みもしておきたいという方にオススメの内容となっております。
往復コース(50m以上泳げるコース)、片道コース(25mの一方通行コース)のどちらでも可能ですので、状況に応じて実施してください。
それでは早速メニューのご紹介です。
■ウォーミングアップ
200m×1回 フォーミング
ゆっくり大きなフォームで泳ぎましょう。クロールが基本ですが、余裕がある時はクロール以外のバタフライや背泳ぎ、平泳ぎを入れてもOKです。
■キック
25m×20回 ドリル練習 25m毎に5秒休憩
板キック→板なしキック→回転キック→板なしキック→サイドキックを1セットとして、4セット繰り返します。
それぞれのテクニックについては各記事をご覧ください。
・板キック
・板なしキック
・回転キック
・サイドキック
■ドリル
25m×24回 ドリル練習 25m毎に5秒休憩
キャッチアップクロール→片手クロール→ストレートアーム→フィンガーネイル→フィストスイム→チキンウィングを1セットとして、4セット繰り返します。
それぞれのテクニックについては各記事をご覧ください。
・キャッチアップクロール
・片手クロール
・ストレートアーム
・フィンガーネイル
・フィストスイム
・チキンウィング
■スイム
25m×12回 フォーミング 25m毎に5秒休憩
上記のドリル練習を意識して、ゆっくり丁寧に泳ぎましょう。同時にいくつも意識することは難しいので、1回につき1箇所だけ意識するとより効果的です。
■スイムorプル
50m×16回 des1→4 50m毎に5秒休憩
「des1→4」のdesとは、ディセンディングという言葉の略称です。このメニューは、1回目から4回目にかけて徐々にスピードをあげていく練習です。例えば、1回目を60秒で泳いだら、2回目は55秒、3回目は50秒、4回目は45秒というイメージになります。これを今回は4セット繰り返しましょう。
水泳においては「スピードのコントロール」が非常にムズカシイのですが、トライアスロンやOWSに出場される方は泳ぐスピードを変化させなければならない場面が多々あるのでとても重要なテクニックになります。
■クールダウン
200m×1回 フォーミングまたはウォーキング
心拍数を落ち着かせることが大事です。フリーコースでやりましょう。この間に練習を振り返ってみるといいかもしれませんね。
以上、60分くらいでできるテクニック向上のための練習メニューでした。距離は2600mです。テクニック練習ではご自身の感覚に集中し、des1→4ではしっかりスピード(タイム)を意識しましょう!
水泳が速くなるためにはまずは練習する回数を増やすことが大切です。隙間時間を見つけてぜひ自主練習しましょう!
\スイム自主練習宣言!/
自主練習の仲間を探したり、報告し合ったり、メニューの作り方のノウハウを得たりできるコミュニティをつくりました。
仲間を募って泳ぐのもOK。自主練習前に「今から泳ぎます!!」という宣言をするのもOK、おすすめのメニューを教え合うのもOKです。
ご興味ある方、ぜひ参加してみませんか?
◆Facebookグループ「スイム自主練習宣言!」
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