自らを守るということ
ライフセービングでは、まず自らの生命を守るための知識や技術を身に付けることから教わります。自分自身を守ることが出来なければ、溺者あるいは溺者になりそうな人を救助することが出来ないからです。その為のノウハウをウォーターセーフティーという講習会で学びます。
オープンウォータースイミングやトライアスロンなど自然環境で実施される競技では、何が起きるか予想することが難しいものです。そんな時、自らのレベルとその日のコンディションを見極めることが出来れば、最悪の事態を回避出来る可能性が高くなります。そのため、様々な身を守る方法を実技として体得し、自らを守る引き出しを増やしましょう。
救助すること
次に救助することについてですが、救助と聞けば溺れている人を助けることをイメージすると思います。しかし、溺者を助けることだけが救助ではありません。溺れそうな人に話しかけ、競技や練習を中断させたりすることも立派な救助です!自らを守るための知識や技術を応用すれば、溺れる前に救助することが出来ますね。
また、心肺停止状態の人がいたら……真っ先にすることは心肺蘇生!
と思いがちですが、まずは人を呼ぶ。一人の力では限界がありますが、数人~大勢の人が集まれば役割を分散することが出来て、結果的に心肺蘇生に集中することが出来ます。
そのような術を身に付けられるのがBLS(CPR+AED)講習会!
万が一、緊急事態に遭遇した際に救命処置が出来れば、一人の笑顔を救えるかもしれません。
笑顔が絶えない環境作り
それぞれのスポーツで楽しみ、そして多くの笑顔を絶やさない環境を作って行くのは愛好者の皆さんです!
今よりも、より良い環境・スポーツにして行くためにも、ぜひ愛好者の皆さんには、
○自らを守る ウォーターセーフティー講習会
○救命処置 BLS(CPR+AED)講習会
2つの講習会を受講し、スポーツを楽しんでもらいたいですね!
さいごに
各講習会に参加すると、たくさんの受講生がいます。その日限りの受講生ではなく、これからも生命を繋いでいく同期生ですので、知識・技術を身に付け、仲間を作り、仲間の輪を広げられるのもライフセービングの魅力の一つです!
▶おすすめの講習会はこちら
2月13日(土) 辻堂LC主催赤十字救急法基礎講習会のご案内
【平野修也のライフセービング】
ライフセービングとは?
生命と向き合うライフセービング
ライフセーバーになるためには?
ジュニアライフセービングクラブについて