満員電車に押し込まれ、家と会社の往復をする毎日。
会社では上司や部下との人間関係に悩まされ、家では犬にしか相手にされない。
最近、腹をかかえて笑ったのはいつだろう?
とりあえず、お酒を飲んでごまかして、自分を慰める。
こんな感じのおじさまたち、周りにいませんか?
もしかして、自分に当てはまるかも?
いわゆる、”「おやじ」あるある”なのかな。
でも、これはどうやら日本だけでは無いようです。
映画「シンクロ・ダンディーズ!」(原題:Swimming With Men)はスウェーデンに実在する中年男性シンクロチームの実話を基にしたイギリス映画。
泳ぐことが好きな人にはもちろん、
「生きがいとはなんだろう?」
それを持つことによって、人生に与える影響とは?
そんな問いを持っている人にぜひ見てほしいです。
あ、あと、とくにおやじ世代の方々には、ぜひ見てほしい…!
共感できる部分があって、見た後に元気をもらえるような気がします。
(「おやじ」や「おじさん」を連呼してすみません…笑)
映画のあらすじ
有能な会計士として大手企業に勤務するエリック(ロブ・ブライドン)。会社と自宅の往復で変わり映えのない日々のなか、政治家の妻ヘザー(ジェーン・ホロックス)との夫婦仲は険悪、息子にもバカにされ、張り合いのない人生を感じていた。ついには、妻から家を追い出され、ホテル暮らしをすることになる。そんなある日、日課で通う公営プールで中年男性ばかりが集まるシンクロナイズド・スイミングチームと出会う。ひょんなことからチームメンバー入りすることになったエリックは、彼らとともにイギリス代表チームとして世界選手権に出場することに!メンバーと深い友情を築きながら、厳しいトレーニングに励む日々に生きがいと活力を見出し始めたエリック。シンクロで人生の輝きと家族の絆を取り戻すことができるのか・・・!?
※2017年7月22日、国際水泳連盟が種目名を「シンクロナイズド・スイミング」から「アーティスティックスイミング」に変更すると発表。伴い、日本水泳連盟も2018年4月1日から種目名等を「アーティスティックスイミング」に一斉に変更した。
(映画「シンクロ・ダンディーズ!」公式サイトより引用)
たくさん書きたいことがあるのだけど、ネタバレになってしまうので書けない…。
生きていれば、辛いこともたくさんありますが、
共にいる仲間とユーモアを持って乗り切っていけば、なんとかなる!
映画を見たあと、そんな風に勇気をもらいました。
人生100年時代。まだまだこれから。
おやじ世代がイキイキとしていれば、もっと楽しい世の中になりそうな気がします。
ぜひ見に行ってみてください。
上映スケジュールなどは、こちらから↓
<映画「シンクロ・ダンディーズ!」公式サイト>
http://www.synchro-dandies.jp
個人的には、世界選手権で演技するシーンと、ラストに妻の心を取り戻すためにダンスするシーンがお気に入りです。
泣きました(笑)