ドーバー海峡単独横断泳はこれまで16人の日本人が成功していますが、往復泳は日本人がまだ誰も成し得ていない未知なる領域です。
日本人初の快挙に向けてこれまでの水泳人生とこれからの自分の人生を全て懸けて挑みます。
ドーバー海峡とは?
ドーバー海峡はイギリスとフランスを隔てる海峡です。オーシャンズセブン(世界7大海峡)の一つで、海のエベレストと評されるドーバー海峡は世界中のオープンウォータースイマーが憧れる世界最高峰の海峡なのです。直線距離は約34kmですが、潮流が速く実際に泳ぐ距離は約50〜60kmになります。記録に残っている中ではイギリス人の男性が1875年にドーバー海峡を泳いで渡ったのが最初の成功者とされています。
日本人では1982年に大貫映子さんという女性が日本人初の成功者となりました。1999年にテレビ番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ」の企画「ドーバー海峡横断部」でリレー横断に挑戦したことが日本でドーバー海峡の名前が広く知られるきっかけになったので、記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ドーバー海峡を泳ぐためには?
挑戦するには1人で泳ぐ単独泳と、6人1チームで泳ぐリレーの2つの方法があります。また、記録が公認されるのは水着のみで泳いだ場合に限られ、ウェットスーツやラッシュガードはもちろんのこと、スパッツ水着も着用できません。
ドーバー海峡横断泳に挑戦するにはチャンネルスイム協会(CSA)とチャンネルスイミング案内連合(CS&PF)の2つがあり、どちらかへの公認団体への登録が必要となります。また、毎年挑戦できる人数が限られているため希望の日程で挑戦するためには2年以上前から各申請を行う必要があります。
今後、挑戦を考えている方は早いうちから準備し始めることをおススメします。
【日本人初のドーバー海峡単独往復泳挑戦日記】
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