アクアアスリートの平野です。前回は二枚フィンのビーフィンをご紹介しましたが、今回は1枚の大きなフィンを使用するモノフィンをご紹介いたします!
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【ビーフィン】フィンスイミングの魅力とは?
「体幹を使う」がわかるモノフィン
フィンスイミングと聞けば、この一枚フィンであるモノフィンをイメージされる方が多いのではないでしょうか?モノフィンを上手に使い泳ぐ姿は、まさにイルカです。通常、フィンを履く時はブーツと呼ばれる部分に足を入れて履きます。おなじみのビーフィンでは片足ずつ装着しますが、モノフィンでは一枚のフィンに両足のブーツが取り付けられています。よって両足が完全に固定される状態で泳がなくてはなりません。
今までドルフィンキックがきれいにうてると自負していた私もモノフィンをはじめて履いて泳いだときは、あまりにも上手にうてず心を打ち砕かれました(笑)
そんなモノフィンを上手く使うためのポイントは体幹からしっかりキックをうつこと!です。
ドルフィンキックではありますが、ボディポジションを高く取り、かつ、体幹から力強くうてるキックを身に付けられたり、体幹から力を発揮するための良い練習にもなります。この感覚は実際にやってみないとなかなかわかりづらいので、ぜひ練習会などに参加して体験していただきたいですね!
世界最速、時速13kmの「アプニア」とは
さて、モノフィンには「シュノーケル」を使用する種目と、使用しない種目、そして空気ボンベを使用する種目にわかれます。今回ご紹介するアプニアはシュノーケルを使用しない潜水で泳ぐ種目です。そして、水中最速競技のフィンスイミングで、最もスピードが出せる種目なのです。スピードチャンピオンを目指す方にはもってこいの種目ですね。
ちなみに、アプニアの世界最速は時速約13kmで、競泳の世界最速だと時速約8.6kmですので、そのスピード差はわかるかと思います。
また、オープンウォータースイマーやトライアスリートにも必要なスピードを刺激できたり、鍛えられる練習にもなりますよ!
さいごに
ビーフィンと違って、モノフィンは使用できるプールが非常に少なく、限られた環境でしかできないのが現状です。そのため、まずは体験会などに参加し、モノフィンデビューしてみましょう!
「フィンスイミング 体験会」などで検索すると各チームの練習会のお知らせが見れますので、お近くの会場にてぜひ体験してみてください。
【フィンスイミング】
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