こんにちは。
約6週間のフィリピン滞在で、お肌がすっかり焦げた飯島です。
フィリピンではフリーダイビング のトレーニングをする予定で行ったのですが、途中でちょっと体調を崩したり、練習したくない気持ちになってしまったり(笑)。
1週間以上トレーニングから離れていた期間もありました。
”練習したくない”というのは置いておいて、体調崩してしまったのは時間がもったいなかったです。限られた時間の中でせっかく来ているのですから。
でも、フリーダイビング のトレーニングをしていると、こういう事態はよくあることです。
なかには、風邪をひいて鼻が詰まって耳が抜けない、潜っていて耳が痛くなった、など。症状は人それぞれ。
わたしの場合は潜るとサイナス(副鼻腔)が痛くなったり、頭痛がするという症状でした。
日常生活に支障がなくても、痛くて耳が抜けないと深く潜れません。なので、海の練習はお休みする場合がほとんどです。
2、3日休んで復活できれば良いのですが、今回は数日経っても痛かったので、
友達のフリーダイバーにすすめられて、隣のボホール島・タグビラランにある病院に行ってきました。
フリーダイバーにおすすめのクリニック『Bohol Ear Nose Throat – Head and Neck Surgery Clinic』
ボホール島・タグビラランのショッピングモール”BQ Mall(ビーキュー・モール)”から歩いてすぐの場所にある、「Borja Family Hospital(ボージャ・ファミリー病院)」。
この建物の地下2階に『Bohol Ear Nose Throat – Head and Neck Surgery Clinic』があります。
なぜここがフリーダイバーにおすすめなのか。
それはここの主治医マイケルがフリーダイバーだから。フリーダイバーに起こる特有の症状やトレーニングなどにも理解があります。
この日は14時に予約し、13時半頃到着。平日の昼間にも関わらず診察室の前には診察待ちの人がたくさん。みんなローカルの人でした。
受付で名前や簡単な症状を伝え、外の廊下で自分の番を待ちます。
外の気温は30℃超え。この時期のフィリピンでは普通の気温ですが、エアコンのない病院の廊下で1時間以上待ち、結構きつかったです。
診察室に入ると小柄でにこやかなフィリピン男性が。この人が主治医のマイケル。
清潔な部屋の中には診察で使う器具や機械がありました。日本の耳鼻科みたいな感じ。
”潜るとサイナス(副鼻腔)が痛くなったり、頭痛がする。”
症状を伝えると、
耳の鼓膜は正常に動いているか、鼻腔や副鼻腔はどんな状態か、
電子スコープを入れて、モニターに写して確認。
初めて自分の鼓膜や鼻の穴の奥を観察しました(笑)。
診察結果はサイナス(副鼻腔)が炎症をおこして腫れ、そのせいで本来ならば空洞だが、それが狭くなっている。ということでした。
これにより、潜っている時に圧平衡できず痛くなるとのこと。
原因はエアコンの使用やホコリなど。
対処としては、なるべくエアコンを避ける、使わない。外出時にマスクをするように言われました。
正直、フィリピンの病院って衛生的にどうなんだろう…?と不安でした。
でも、優しい先生で楽しかったので良い経験でした。
診察料など
この日支払ったのは合計で3,000ペソ:約6,000円くらい。
内訳は診察料:1,000ペソ、薬:2,000ペソ。(※1ペソ=2.11円(2019/7/6現在))
平日の14時に予約して行きましたが、診察に2時間くらい待ちました。
そして、診察後に処方された薬を1階でもらい、時計を見たら17時近く。
平日の午前中の方が空いているらしいので、今度行くことがあったら午前中に行こうと思います。
主治医マイケル曰く、昔は暇だったからフリーダイビング のトレーニングを好きにできたけど、今は患者さんが多すぎてトレーニングできないんだとか。
診察室にはたくさんのフィギュアが飾られていて、診察の合間にノリノリで歌っている、個性強めの先生でした。
市販の薬で治すのも良いですが、お医者さんに見てもらったほうが効率的な時もあります。
パングラオ島でトレーニングするフリーダイバーさんは、必要な時にぜひ行ってみてください。
パングラオ島の中心地・アロナビーチからは車やバイクで30分くらいです。
気になる方は、場所や連絡先など、詳細を『Bohol Ear Nose Throat – Head and Neck Surgery Clinic』で検索してみてくださいー。