東京からフィリピンのセブ島までは、直行便で片道約5時間。
時期によっては、韓国経由で片道1万円代のチケットが手に入る時代になりました。
その手軽さゆえ、観光地として近年ますます人気が高まってきているフィリピン。
滞在の目的や期間によっては入国時にビザが必要ですが、観光であれば日本人はビザなしで入国&最長30日間滞在できます。
※ただしフィリピン入国時に下記の条件を満たす必要あり
1.有効な往復航空券または、第三国へ出国する航空券を所持していること
2.パスポートの有効期限が滞在日数+6ヶ月以上であること
今回わたしはフィリピンのパングラオ島に6週間くらい滞在していました。つまり30日以上の滞在だったため、観光ビザを取得する必要がありました。
昨年新しく空港がオープンし、観光客が急増しているパングラオ島ですが、セブ島に比べると田舎です。この島にビザの申請ができる”入国管理局”があるわけもなく…。
教えてもらって行った場所は、なんとまあ、さびれた場所でした(笑)。
どこに入国管理局があるの?
※BUREAU OF IMMIGRATION=入国管理局
パングラオ島から1番近い入国管理局は、お隣ボホール島のタグビララン。
最近わたしが書いている記事では、毎回のように登場するこの地名。パングラオ島で何かあったらタグビラランまで行かなきゃいけないんですよね。
場所はタグビラランのショッピングモール”BQ Mall”の近くですが、これがまた分かりにくい。見た目は全く政府機関っぽくないです。
「え、廃墟じゃない?」
そんな言葉が出そう。地元の人に場所を聞いても知らない場合がほとんどです。
どうやって行くの?
わかりにくい場所ですが、バスやバイク、車など様々な方法でたどり着けます。
わたしはタグビラランの”ICM”という大型ショッピングモールからバイクタクシーをつかまえて、”BQ Mall”まで行きました。目的地はそこから徒歩2〜3分です。ICMまでは、パングラオ島・アロナビーチからバスに乗りました。
方向音痴なので、安い方法よりもわりと確実な方法を選んで行きました。なんせ外は暑いので、そんな中で迷子になりたくなかったのです。
無事に建物を発見し、恐る恐る中へ。
ここの2階にあるらしい。でも、入り口らしきものが無い…。
階段のあたりをうろうろしていると、通行人が現れたので聞いてみました。
「ここだよ」
と指差す先には怪しげなドア。
中に入ると、ほんとに入国管理局ありました。
平日の昼だったので、ガラガラ。
申請は平日15時までなので、それを過ぎると受け付けてもらえません。
用紙の表面に必要事項を記入し、
そして、なぜが裏面に住んでいる場所の周辺地図を手書きしてくれと。
え…?
あなたわたしの家に来るんですか?
思わず突っ込みたくなるのですが、彼らはいたって真面目なので、頑張って書きました。
間違っているって訂正されちゃったけど。
申請したその日には、ビザの受け取りはできないので、後日また取りに来なければなりません。そして受け取りの時間は15時〜17時と決まってます。なんと面倒なこと!!
でも数日後にまた行って、無事にビザ取得できました。
申請時に必要だったもの(2019年5月末現在)
申請時に必要なのは以下の2つ。
・パスポート
・申請料:3,130ペソ(日本円で6,000円ちょっと)
日本でも申請はできるのですが、手間がかかるので、現地でする人がほとんどです。
また、初回の申請では最長59日滞在可能です。それ以上の滞在はさらに更新が必要です。
詳しくは大使館の公式ページよりご確認ください↓
タグビラランの入国管理局
TAGBILARAN IMMIGRATION FIELD OFFICE
営業時間: 7:00 am – 5:30 pm (受付は 5:00 pmまで)
電話番号: (038) 235-6084
住所: 2nd Floor Sarabia Co Torralba Bldg., CPG Ave., Tagbilaran City 6300
(住所には2階ってなってるけど、実際は3階でした(笑))
・フィリピンの入国管理局についてはこちら↓(英語のみ)※2019/5/17現在
http://immigration.gov.ph/contact-us/other-immigration-offices