こんにちは!かとすいライターのゆーすけです。
“水”と遊ぶライフスタイルを提案する、かとすいインタビュー。
今回は、株式会社ヒトカラメディアに所属されている佐藤駿さんです。2017年7月に徳島県で行われたひわさうみがめトライアスロン大会では、リレーの部にスイムパートで出場し、見事1.5kmを泳ぎきりました。
その佐藤さん、なんと大会の2ヶ月前までは25mさえ泳げなかったんだとか!スイム初心者の状態から、2ヶ月間熱心に練習に取り組み、1.5kmを完泳するまでに成長した佐藤さんの軌跡に、今回は迫っていきたいと思います(^^)
ちなみにヒトカラメディアさんは、2016年にひわさうみがめトライアスロン大会に初出場を果たし、今年が2回目の出場だったそうです。今年は精鋭チームと初心者チームの2チームがエントリーして、加藤コーチがスイムパートを務めた精鋭チーム「ヒトカラメディア」は、リレーの部で3位にも入賞!社を挙げてトライアスロンの大会に臨むなんて、とてもステキな会社さんですよね♪
↓当日のレースリザルトはこちら
http://www.hiwasa-triathlon.jp/record/img/2017hiwasa_reray.pdf
ではまず、佐藤さんとスイムの出会いから。スイムを始めるきっかけというと、トライアスロンを始めるからとか、健康のためという理由が一般的には多いですが、佐藤さんがスイムを始めることになったきっかけはどのようなものだったのでしょうか?
佐藤さん:
実はと言うと、ヒトカラメディアで2017年もひわさうみがめトライアスロン大会に出場しようと決まったときに、初心者チームのスイムパートを担当する人がいなかったことがきっかけなんです(笑)
「じゃあ自分が!」ということで、立候補してスイムパートを担当することになりました。
ただ、元々趣味がなく、海で何かしたい!という気持ちはあったので、それ以前から水着は買って持っていたんです。ただ、やっぱり機会がなくて、その水着はタンスに仕舞いっぱなしだったので、今振り返ると良いきっかけだったと思ってます。
水に関わることがしたいという想いが今回の機会で結実した、と佐藤さん。
「泳ぐ楽しさをもっとあなたに」というコンセプトを掲げるかとすいでは、スイムへの第一歩を踏み出す方々を応援していますが、その踏み出すきっかけは実に様々だなぁと感じることも多いです。
次に、気になる大会までの2ヶ月で行った練習内容について聞いてみました!
佐藤さん:
1週間の練習量としては、週2回朝のスクールに通ったことと、週末や平日夜の自主練が週2回、合計週4回ですね。練習時間はだいたい1時間から1時間半くらい。また、練習についての知識は、加藤コーチから必要なタイミングに、必要なかとすいのノウハウ記事を紹介してもらうことで、身につけていきました。
練習の内容ですが、泳ぎ始めはビート板を使って、ひたすらバタ足をやっていました。そのうちに徐々に泳げるようになってきた感覚があって、それは水の中でも普通に呼吸ができるようになったことです。最初は水が鼻に入ってくることで苦しくなり、50mを泳いだだけで息も切れていました。それから1ヶ月くらいで、水が鼻に入ってこなくなったというか、それに慣れたと感じられるようになったことが、泳げるようになったと感じた瞬間でした。
大切なのは、仕事もあって時間がない中で、継続して練習を続けること。そして、正しい練習方法で質の高い練習を行うこと。これがポイントですよね!
また、「水の中でも日常生活と同じように振る舞えるようになる感覚=泳げる感覚」というのはなるほどと思いました。初心者である私ゆーすけは、この「泳げる感覚」がまだまだ味わえていません。。。泣
そんな2ヶ月の特訓を経て、いよいよ大会当日!ワクワクと緊張の入り交じる中、本番の状況やその時の心境はどのようなものだったのでしょうか?
佐藤さん:
レース前の準備をしている最中、1.5kmの折り返しであるブイが見えたとき、1.5kmって遠い!と感じたのを覚えています。緊張や不安はあまり感じてなかったと思うのですが、あのブイまで行って帰ってこられるんだろうかと。大会直前までなかなか海での練習ができず、1週間前にようやく練習できた時は、波に流されたり、足がつってしまったりして、不安感を残したまま臨むことになったからだと思います。
いざレースが始まってからは、とにかく教えてもらった内容を忠実にやることを意識しました。安全第一、ヘッドアップして前方確認、足に力を入れすぎないなどを水の中で言い聞かせていました。ただ、ブイを折り返した時は、やっと半分か…と思いましたけどね(笑)
ゴール手前では、タイムが遅かったこともあり、ライフセーバーさんたちが近づいてくることに気づいて、ゴールが近いことに気づきました。そうして陸に上がったのも束の間、周囲から時間やばいよ!という声に押されて、バイクパートの担当にバトンを渡すまで必死でした(笑)
でも、バトン渡し終わった後は、やっぱりほっとしましたね。ほんとに。
初めて出場した大会のこと、みなさんはまだ覚えていますか?大会の高揚感や緊張もあり、冷静さを保つのもなかなか難しいと思われる中、教わった内容を意識してレースを進めた佐藤さんはすごいですよね!練習でやっていないことはできないと割り切り、できることをしっかり出し切る姿勢には、隣でインタビューを聞いていた加藤コーチも納得していました。
佐藤さんのスイム初挑戦の一部始終、いかがだったでしょうか?レース経験が少ない方から、ベテランのトライアスリートの方まで、参考になる内容だったんじゃないかと思います。
ちなみに佐藤さんですが、ひわさうみがめトライアスロン大会が終わったら、当初はスイムを辞めようと思っていたみたいですが、いざ大会が終わってみたら、今度はスイム・バイク・ランを繋げたトライアスロンに挑戦したいという気持ちになったそうです!トライアスロンが持つ魔力にすっかり引き込まれてしまったみたいですネ(笑)
今回の記事の一部は、以前放送した『第2回かとすいチャンネル』で取り上げたものです。佐藤さんのリアルなインタビューを聞きたい方は、こちらの動画もぜひご覧ください!
泳ぐ楽しさをもっとあなたに\(^o^)/