【かとすいくん、が行く!vol.4】
こんにちは!「かとすいくん」です。 僕は、泳ぐことが大好きで、泳いでいる人が大好きです。そんな理由から日本中の「泳ぐ」人たちにインタビューする旅をしています。
「泳いでいる人」はどんな理由で泳いでいるの?どんな活動をしているの?僕が出逢った方々をご紹介していきます!
かとすいくん(以下、か):
今日はなんと、大学生!フレッシュ!(かとすいくんの年齢は……秘密です笑)横浜市金沢八景にある横浜市立大学の水泳部におじゃまします。
全員「こんにちはー!!!!」
部員のみなさん。窓の後ろに見えるプールでいつも練習に励んでいます!
練習の様子。明るくて開放的なプールでした。
か:
「こんにちは。みなさん元気がいいですねー。(若い!)早速なのですが、みなさんのお名前と、水泳部に入ったきっかけを教えてください」
石本直偉士(ないと)さん:
「2年生石本です。僕は小さい頃から水泳一筋。高校で目標タイムをきることができず、大学でその目標を達成したいという想いから、真剣に泳ぐなら水泳部!と、入部しました。目標タイムは50m自由形で24秒。達成に向けて頑張っています。」
安藤礼華さん:
「2年生安藤です。私は小学校にスイミングスクールに行ってましたが、その後は体育の授業くらい。大学に入ったら運動したいと思い、思い切って水泳部に入部しました。決め手は見学に行った時の雰囲気のよさ。先輩方が水泳経験がそんなに豊富じゃない私にもみんな優しかったんです。そして学年分け隔てなく仲良いところもいいなと惹かれて、入部しました。」
前田愛(まな)さん:
「3年生の前田です。私は高校まで水泳部でした。大学に入って他の部も考えましたが、やっぱり水泳部に。自分のペースで泳ぐことは続けようかなって思い水泳部に入ったのですが、すっかり大会や練習にはまっています。」
今川可南子さん:
「3年生今川です。ずっと習っていた水泳は、中学で一旦中断。高校の頃は書道をやっていたんですが、やっぱり泳ぎたいなって思いが強くなり、大学で復活。自分には水泳が必要だ!って、3年間離れていて改めて感じましたね。」
佐藤京介さん:
「2年生佐藤です。水泳好きだったんですが、高校の水泳部はプールが夏1ヶ月だけしか使えない不思議な部活で(笑)大学に入って、しっかり泳ぎたい!と思い、水泳部に入部しました。」
秋山麗奈さん:
「3月に入部したばかりの2年生秋山です。私も小さい頃から水泳っ子。スクールに通っていたんですが、自分の意志ではなく親からの勧めだったのであまり積極的じゃなかったんです。中高でバスケ部に所属していたので、大学はバスケ部に入り、同時に水泳を辞めたんですが、でも私やっぱり泳ぐことは好きだって気づいて。私はずっとスイミングスクールのクラブチームで泳いでいたので、一度学校の活動として水泳をやりたいと思い、転部を決めました。」
佐藤寛展(ひろのぶ)さん:
「3年生の佐藤です。キャプテンをやっています。僕もずっと水泳を習っていました。大学は水泳以外のことをやりたいと思い、アカペラサークルに行ってみたんです。でも、なんか自分とは違うと感じ、やっぱり自信のある水泳をやろうと決めました。日本学生選手権(インカレ)の他にも、うちの大学は国公立大学の全国大会にも出られます。こういう大会は大学の部活でないと出られないので、やっぱり水泳部に入ってよかったです。」
コーチとも仲良しという佐藤主将。今年はインカレで良い成績を残すことが目標!
か:
「なるほど。大学の部活に所屬しているからこそ、出られる試合もあるんですよね。他に大学で水泳部に入ってよかったなって思うことってありますか?」
石本さん:
「個人のスキルだけでなく、主体的にチーム全体を考える経験は、部活ならではの経験です。メンバーで話し合い、今までは学生主体だったところ、昨年秋からコーチと一緒にチームをつくるスタイルに切り替わりました。コーチ指導の練習になってからは、元々のうちの部のいいところは残しつつ、チームがさらに引き締まりましたね。」
前田さん:
「インカレなどの大会は学生が運営に携わります。だから練習だけでなく、ひとつの試合をつくるためにどういう仕事や役割が必要かということを学べるのは、よい経験になっていますね。私たちを指導してくださる平井コーチは試合の裏方として学生がやるべき仕事についても色々教えてくださるので、とてもためになります。」
秋山さん:
「それこそ、コーチや仲間との出会いも水泳部に入ってよかったって思うこと。平井さんはすごく冗談が上手なので、なかなかクラブチームでは出逢えないコーチですし(笑)、うちの部活は本当にメンバーみんな和気あいあいとしています。」
か:
練習、大会、仲間やコーチ、組織作り。大学4年という限られた時間の中で、部活を通して得られる沢山の経験や得られるものはこれからの人生とって、大きな力となること間違いなしですね。
では、ずばり質問です。
みなさんにとって泳ぐってどういうことですか?水泳ってどんな存在ですか?
今川さん:
「私にとって、自分が自分らしくいられるのが水泳。練習が辛くて、逃げ出したい時もあります。でも…理由はなく本当に泳ぐことが好きなんです。」
佐藤京介さん:
「水泳は恋人。生涯かけて、ずっと付き合っていきたい。ちなみに、水泳がきっかけで気付いたら専門的な勉強にも興味をもてたんですよね。この春から身体科学ゼミという筋肉を研究するゼミに入ります。そういう意味でも自分の興味の幅を広げてくれた存在ですね。」
安藤さん:
「私が一番集中できるのが、泳いている時。喋りながらは泳げない。だから泳いでいる間は基本、常に一人なので自分の中ですごく考える時間になる。私にとってすごく大切な時間です。」
秋山さん:
「水泳は、生活の一部。この1年間一旦水泳を辞めたことで気付きました。一度離れてみて、やっぱりうずうずしていた。小さい頃からの暮らしのリズムの中にあるものなんだなって、改めて感じました。」
石本さん:
「泳ぐことは、自分との闘い。レースで、人に負けたくないっていうのももちろんあるけど、その根本は自分にどれだけ勝てるか。水泳を通して、忍耐力がつきました。」
前田さん:
「泳ぐこと=自分の大学時代。私の大学生活の中心は、やっぱり水泳部です。照れくさいけど青春ですよね。卒業後も、ずっと大切な思い出になるだろうって思います。」
佐藤寛展さん:
「水泳は、出会い。この水泳部や平井コーチとの出会いをはじめ、泳ぐことで沢山の人と出逢えました。今水泳インストラクターのバイトをしているんですが、きっかけは小学校の時にお世話になっていたコーチの紹介。これも水泳のご縁ですよね。」
か:
一人ひとりの答えに納得。
個性がキラリと光るすばらしいチームですね!さらなる飛躍が楽しみです!今日はありがとうございました。
■横浜市立大学水泳部公式サイト http://ycuswim.web.fc2.com/
■横浜市立大学水泳部公式Twitter https://twitter.com/yokohamacu