2016年4月17日(日)に鹿児島県奄美大島のお隣の「喜界島」で開催される『喜界島マラソン』はなんと、参加者100名に対してエイドが100名と日本で一番手厚いかもしれないマラソン大会なんです。昨年が記念すべき第1回開催、今年が第2回目の開催になる「喜界島マラソン」。
喜界島は周囲約43kmの小さな南国の島なのですが、ここで一体どんなマラソン大会が開催されるのでしょうか?
それでは、昨年参加した小出さんにお話を伺いながら、喜界島マラソンの魅力に迫ってまいります!
これが本当の「おもてなし」。手厚すぎるくらいの大会運営
「喜界島っていう素敵なところで第1回のマラソンやる。参加者50人。」と企画を聞かされたのは、2014年の秋ごろ。「面白そうだし、きっと人手足りないでしょう。手伝いがてら行きますよ。」と気軽に応えて参加してきました(第1回大会は2015年の春)。
「素敵なところ」という予想はその通りでしたが、「人手足りない」という予想は見事に裏切られ、手伝いなんて全く不要で2.5日間を島の方々のお世話になりっぱなしで帰ってきました。到着した日は前夜祭が行われ、美味しい野菜と魚と肉と油ソーメンと果物で歓待。そして黒糖焼酎が美味いこと美味いこと。また、唄者の川畑さおりさんやフラダンスチームが華を添え、皆既月食まで皆で見られて大満足でした。
翌日はいよいよレース本番。当日は気温が高いものの曇り時々陽が差す絶好のコンディション。朝8時にスタート会場である役場から全島を一周する42.195kmのコースは、「水がほしい」と思ったらちょうどエイドステーションがあり、救護車や一般車、バイクがしょっちゅう見に来てくれる参加者50人に対してスタッフ50人(以上?)という手厚すぎる体制。しかもコース沿いの島民の方々が、子ども達からおじいちゃんおばあちゃんまでみんな温かく声をかけてくださり、その声に押されて最後まで走りきることができました。
太平洋と南シナ海の二つの海を眺め、クジラのジャンプを見ることができた美しいビーチ、海をバックにサトウキビ畑の一本道という絶景を駆け下り、39km地点のスギラビーチはレース中に泳ごうと思えば泳げる。沿道からはホントに温かい島民の方々の声援。エイドで食べたのは黒糖とケラジみかん、アンダギーと梅干とたくあんと塩と、袋詰めの黒糖豆菓子。そして、ゴールした後に飲んだのはそら豆茶と濃いとうきびジュース。
書ききれないほどの魅力が満載のマラソン大会でした。
そしてレース後に予約していた当日の夕方の便に乗ろうと空港に向かいました。そこで、まさかの展開が待ってました。
続きは、後編へ。
日本で一番手厚い(かもしれない)フルマラソン「喜界島マラソン」に参加してみませんか?(後編)
2016年4月17日(日)に鹿児島県の喜界島で開催される「第2回 東経130度 喜界島マラソン」。
日本で一番手厚い(かもしれない)フルマラソンとして、100名限定で参加者を募集をしています。皆さんいかがですか?
(※締め切りは3月17日ですが、100名に達し次第募集終了します)
喜界島マラソンホームページ
http://kikaijimamarathon.amamin.jp/
最新情報は喜界島マラソンFacebookページへ
https://www.facebook.com/第2回-東経130度-喜界島マラソン-748463991952903/