はじめまして、アクアアスリートの平野 修也(ひらの なおや)です。競泳・フィンスイミング・ライフセービングの国内トップ選手として活動しております。ライフセービングの魅力やノウハウについてご紹介したいと思います!
ライフセービングとは?
特定非営利活動法人日本ライフセービング協会によると、以下のように定義づけています。
ライフセービングは「人命救助を本旨とした社会活動を意味し、水辺の事故防止のための実践活動のこと」を指します。社会への奉仕の心と、人の生命を尊重する精神に基づいて、環境の保全から日常生活の危機管理にいたるまで、事故を未然に防ぎ、総合的に安全思想を普及するもので、これは溺れた人や倒れている人を救うという救助・救命に関わる活動だけではありません。これらライフセービングに携わる人をライフセーバーと呼んでいます。ライフセービングは誰もが参加できる活動であり、誰もがライフセーバーになれるのです。
また、ヨーロッパを発祥とするライフセービング。
ライフセービングと聞けば、海やプールで監視を行う「ライフガード」や「ライフセーバー」を思い浮かべるかと思います。そんな彼らが行うのが海やプールでの“一次救命処置“です。事故防止に眼を光らせ、緊急時には素早い人命救助活動・救命処置を行うプロフェッショナル集団です。まさに“水辺の守護神”と呼べるでしょう。
ライフガードとライフセーバー
日本では「ライフセービング」のことを「ライフガード」や「ライフセーバー」と異なる言い方をすることがあります。
厳密にはその2つは全く意味が異なることをご存知でしょうか?
ライフガードとは……
ライフセービングを職業としてしている人を指します。
例えば、アルバイトであってもプール監視者は賃金が発生しているので「ライフガード」となります。
ライフセーバーとは……
簡単に言えば、ボランティアとしてライフセービング活動を行う人のことです。
また、「ライフセービング競技」を行うアスリートも「ライフセーバー」と呼ばれます。
最後に
次回からは、《ライフセービングの魅力》をご紹介していきたいと思います。
トライアスロン、オープンウォータースイミング、サーフィン、SUP、ウィンドサーフィンなどなど、多くの方が水辺のスポーツを楽しんでいます。その楽しみを守っているライフセービング。事故防止や人命救助、事故の未然防止の活動に取り組んでいる彼らのことをもっと知り、また、ライフセービングのノウハウを知ることによってもっともっと水辺のスポーツを楽しめることができますよ!
【平野修也のライフセービング】
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生命と向き合うライフセービング
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