「水泳には筋トレは必要ない!」と思われている方が多いと思いますが、水泳もやはり「運動」ですので、筋肉は必要です。
しかしながら、ただマッチョになればいいというわけなではなく、使える筋肉をつけることが大事です。
ということで、【水泳が上手くなる水中筋トレ】シリーズとして少しずつご紹介していきたいと思います。
同時にいろんな動きをするのが水泳
水泳は同時に身体のいろいろな部分を動かすスポーツです。
つまり、複合動作をしなければならないわけですので、筋トレも複合動作をおすすめします。
とはいっても、例えば、腕立て伏せをやる場合も身体の中心部の体幹を安定させる必要があるので、みなさん自然と複合動作の筋トレをしていることになりますね。
手足の筋トレをする場合は特に身体の中心部を意識してみましょう。それだけでも効果は全然違います。
プールでできる筋トレ「バタ足をしながら腕立て伏せ」
はて、なんのことやら?意味がわかんない……
という方が多いと思いますので、まずはこちらの動画をご覧ください。
「!?!?!?!?!?」
という表現が正しいでしょうか(笑)
これはぜひ私がみなさんに実施していただきたい「バタ足をしながら腕立て伏せ」です。
何をやっているかというと、プールサイドに手をついて、バタ足と体幹で身体を持ち上げ、かつ、その状態で腕立て伏せをするという筋トレ方法です。
バタ足をしっかりやって身体を安定させてないと腕立て伏せができません。ちなみに、バタ足が強すぎでもいけません。うまく上半身が安定するバタ足をしなければいけないわけです。
実はこれは水泳にキックが必要な理由でもあります。要は、キックをうたないとプルがうまく回せない、腕にうまく力が伝わらないというわけです。
さいごに
今回ご紹介した「バタ足をしながら腕立て伏せ」ですが、市民プールなどでご自分で練習するときも比較的実施しやすいと思いますので、ぜひ一度お試しいただきたいと思います。今後も「水泳が上手くなるためには筋トレが必要」ということをしっかりお伝えしていきたいと思います。
【水泳が上手くなる水中筋トレ】
瞬発力を鍛える25m個人メドレー