プールで必須のテクニック「タッチターン」を習得したら、次はより速く泳ぐために「クイックターン」を覚えましょう！
クイックターンとはクロールや背泳ぎで使用可能なターンで、いわゆるでんぐり返しをしてから壁を蹴るターンのことです。クロールや背泳ぎではターン時に手でタッチしなくてもよいため、このようなクイックターンがかなり有効になります。慣れるまで難しいですが根気よく練習しましょう！
ポイントは一回転ではなく、半回転
まずはこちらをご覧ください。撮影角度の違う2つの動画をご用意しました。
スピードを落とさないように回転動作に入る
まずはこれが大事です。回転前にスピードが落ちてしまうととたんに難しくなります。そのため、ターン前には両腕で水を後ろにぐいっと掻き切ってしまいましょう。
おへそを見るようにして足を壁の方向へ
さて、いよいよ回転動作に入るわけですが、クイックターンは一回転ではなく、半回転だということを理解しましょう。そのため、回転が終わった時は頭がプールの進行方向に、足が壁にあることが大事です。このとき必要以上に回ってしまう方がいますので注意が必要です。
回転動作中は手のひらで水を下に押してあげる
これは少し難しいかもしれません。つまり、頭上近くにある手のひらで水を下に押すことにより必要以上の回転を抑制することができます。そうすることで、回転後に身体が水面に対して水平に、壁に対して直角に保つことが可能になります。
壁を蹴る前にしっかりとけのびを
これもとても重要です。いくら速く回ったからといっても壁をしっかり蹴れず、かつ、けのびの姿勢が取れていないと本末転倒です。慌てずに丁寧に行いましょう。また、クイックターンをすると半回転のため、お腹の面が水上を向いております。上手になってくると壁を蹴る前もしくは蹴りながら横に回転してうつ伏せ状態にしますが、慣れないうちは、上を向いたまま壁を蹴り、落ち着いてからうつ伏せにするのでも構いません。いずれにせよ、しっかりとけのびの姿勢が壁を蹴ることが重要です。
以上、少し難しいクイックターンですが、クイックターンができると周りの人から「おお！すごい！」と言われるでしょう。これを励みにぜひチャレンジしてみてくださいね！
【クロールのターン】
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