水泳は非常に複雑な身体の使い方が求められるスポーツです。
だからこそ、自分自身の身体にしっかりと向き合い、意のままに身体を動かせることが大切になります。
今回は水泳が上手くなるための基本的な「筋力トレーニング」の中からよりスキルアップに効果的な腹筋のご紹介です。
何よりも姿勢維持。でも手足は自由に。
まず水泳で大事なのはお腹周り、いわゆる「体幹」と呼ばれるところをしっかりと固めてあげることです。つまり姿勢維持ですね。
でも、姿勢維持をしなければということで、全身ギュッと力を入れたままでは泳げません。そのため、水泳においては体幹を固めて姿勢維持をしたまま、かつ、手足を自由に動かすことが重要になります。
では、姿勢維持をしながら自由に手足を動かせるのための筋トレをしましょう。
おすすめなのが皆さんご存知の「腹筋」です。でもただの腹筋ではありません。
それでは早速ご紹介します!
まずは、膝とかかとをくっつけて背中を床につけます。次にその状態から少しだけ上体を持ち上げます。
すでにこの姿勢でツライ方もいるかもしれません。ここでポイントなのは上体を上げすぎないことです。上げすぎると腹筋の力が抜けてしまいます。大体肩と膝の位置が同じ高さにあるといいでしょう。
次にこの姿勢を維持したまま、右手で右のかかとを、左手で左のかかとを触るように捻ります。これを交互にやりましょう。
このときにかかとが浮いたり、膝と膝が離れたりしないように注意してください。また、「呼吸」を止めるのもNGです。もちろん、腹筋に力が入ってないのはもっとNGです!
この腹筋をやってお腹周りがギューっと締め付けられるような感覚があれば効いている証拠です。
1日20回を目安に、隙間時間にぜひチャレンジしてみてください!
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◆水泳が上手くなる筋トレ講座(導入編)
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