(2016年10月23日公開の記事を再編集しております)
はい。本当です。
泳ぐ楽しさをもっとあなたに。加藤です。こんにちは。
水泳を続けると時間管理能力があがります。もっと厳密に言うと、「水泳の練習」を続けると時間管理能力を飛躍的にアップさせることが可能です。なぜでしょうか?
水泳の練習には「時計」がマストアイテム
と、いっても普段生活に使う「分」と「時間」が表示される時計ではありません。「分」と「秒」を刻む、ペースクロックと呼ばれるプールサイドにあるスポーツ競技独特の時計が使われます。
水泳はこのペースクロックを使い、徹底的に「時間の管理」をしながら練習をするわけです。
僕は水泳のコーチとして練習メニューを作る際には、「時間」をかなり意識します。練習開始時間や終了時間はもちろんのこと、それぞれのメニューの時間、休憩の時間まで全ての時間を秒単位で計算しています。
つまり、レッスンに参加していただく方は、この徹底的に時間の管理がされた練習メニューをこなしていただくので、否応がなしに「時間」を意識することになります。
水泳は時計を見て「休憩時間」や「本数」を把握する必要がある
水泳の練習メニューは「サイクル(またはサークル)」と呼ばれる時間表示が頻出します。
例えば、「100m×10本 1分30秒サイクル」というメニューの場合で、1分20秒で泳いだ場合は、10秒休憩してまた泳ぎ始めます。また、ペースクロックを見ながら「本数」を数える必要も出てきます。(※本数を数える計算方法は、また改めてご紹介します!)泳ぎ始める時間も休憩時間も本数も全て計算しながら、練習をしなければなりません。
自主練習するときにはメニューを作ってみよう
どうですか?想像するだけでも時間管理能力があがりそうですよね。ここからは、応用編。ご自身で練習メニューを作成してみることがおすすめです。
練習メニューを作るポイントは練習可能時間が「何時間何分」あるのかをしっかり把握すること。つまり終了時間が決まっているので、やりたい練習をしっかりやるためには一つ一つのメニューの時間を計算し、しっかり落とし込む必要があります。
また実際に練習をしてみると、ついつい各メニューの間、休憩を長めに取ってしまい、後半のメニューを削らざるを得なくなることが多々発生します。これを防止するためには「休憩時間」を秒単位で練習メニューに落とし込むことです。泳ぐ時間も休憩時間も全て秒単位で落とし込む。
ここまでできたら時間管理に対する意識が飛躍的にあがっていることでしょう。
ということで、時間管理能力をあげたいそこのアナタ。今すぐ泳ぎましょう!
(当コラムは僕の主観が入りまくった内容でお届けしています。ご了承ください。)