ランナーは肩が硬い!?
ランナーの命題として、肩があがらないという悩みが多く見受けられます。
肩まわりが硬い分、腕の付け根の動きに頼ると肩を故障してしまうリスクが一気に増します。特定の箇所のみ酷使するのは非常に危険なのです。例え鉄板でも同じ箇所を何度も曲げ続けると、その箇所が金属疲労で切れたり壊れてしまいます。これはヒトの身体も然り。
ということで、もっと根本の体幹から使う意識をしましょう!体幹は力んでガチガチに固めた状態にしたままではなく、出力の発生源として積極的に動かすことが大事だと私は考えます。
先ずは体側(タイソク)を大きく伸ばす動きを体得しましょう!
今回は私が取り入れている動的ストレッチ、「綱引きストレッチ」を紹介します。
手すり等に指を引っ掛け肘を伸ばしたまま、体側を大きく伸ばしましょう。パートナーがいる場合、互いに握手をして引き合うのも良いと思います。
無駄な力を抜いて、ネコ科のように肋骨や肩甲骨、鎖骨が大きく前方に伸びるよう意識しましょう。
動く身体の箇所が増えると、スピードもパワーも高まると同時に身体への負担も軽減します。まだまだ冷え込みますが怪我なく練習をして、来るべきレースシーズンに備えましょう!
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