段々と暖かくなり沖縄ではトライアスロンレースの知らせも聞こえてきましたね。
今年はどのレースにチャレンジしようか色々と妄想を膨らませられるこの時期はとても楽しい時間です。
今回は、皆さんも一番不安を抱えているであろう「トライアスロンのスイムで大事にしたいこと」についてのお話です。
舞台は自然。思い通りにいかないことを知ろう
一般にトライアスロンのスイムではプールではなく海や湖、川などで行われるオープンウォータースイム(OWS)が採用されます。
もちろんプールとは違いますので一度として同じ環境でレースが行われることはありません。
自然に勝つことなんて出来ないのですから、遊ばせてもらいますというくらいのおおらかな気持ちで臨みましょう。
海で安全に泳ぐスキルを身につける
相手が自然である以上なにが起こるかわかりません。「海で泳ぐのはレースの時が初めて」なんてもってのほかです。
レースや練習会場にはライフガードがいますが、「何かあった時は自分の命は自分で守る」くらいの心意気で事前にできる準備はしておきましょう。
相手を思いやり、無用なバトル(水の中での接触)はしない
「トライアスロンスイムにバトルはつきもの」なんて思ってませんか?
バトルをしたらお互い嫌な気持ちになりますよね。少々ぶつかってしまうことはあると思いますが、お互いぶつからないように相手を思いやって泳いでいきましょう。
「スイムの差はバイクランで取り返す!」くらいの気持ちで!
ウェットスーツを正しく身につける
最後は、皆さん身に付けるウェットスーツについて。
ウェットスーツは、正しく着れていなかったり着慣れていないと息が苦しくなっていつも通りに泳げなくなってしまうことがあります。
ウェットスーツは劣化するものなので破けていたり体型が変わっていて合わなくなっていることなんかもあるので、こちらも事前準備の一環としてレース前までに必ず着用した状態で一度泳いでみましょう。
トライアスロンはレースの結果以前に自然と共存しながら自分自身と向き合うスポーツです。
自然、自分自身、そして一緒にレースするライバルたちを尊重して取り組んでいきましょうね!