ご無沙汰の投稿となってしまいました。河原です。皆さまお元気でしょうか?
私も今シーズン初戦となる全日本トライアスロン宮古島大会に向け、体調を整えています。
さて、トライアスリートの安全を守るウェットスーツですが、日常で着用して泳ぐ機会もそう多くないためしっかりと慣れておく必要があります。自分の体型の変化であったりゴムの経年劣化であったり、着用感に変化が出ます。そこで、今回は、ウェットスーツを最大限活かすために気をつけたい3つのことをご紹介いたします。
皆さんがレースを最大限楽しめますよう、応援しています!
①ウェットスーツのサイズは合っていますか?
特に首周りや胸回りの圧迫感は呼吸を妨げてしまい、命の危険に直結します。ウェットスーツは必ずレース本番前に試着して泳ぎ、スイムパートの距離を問題なくクリアできるか、確認しましょう!
②しっかり着用できていますか?
サイズが合っていても、着用した時にウェットスーツが変にねじれた状態で腕が通っていたり、せっかく着用できても裏表が逆だった!ということもありえます。
スタート前は何かと気ぜわしいものです。スムースに着用できるよう「コンビニ袋」を活用しましょう。コンビニ袋を手や足に被せてウェットスーツの中を通すと、小さい抵抗でスルスルと着ることができます。特に腕回りが薄い生地のウェットスーツの場合は、乱暴に着るとスタート直前にウェットスーツが切れてしまう恐れもあります。
また重要なのが、ウェットスーツの股の位置をしっかり引き上げることです。これがしっかりできていないと、ウェットスーツが下半身方向に突っ張ってしまい、ストローク毎に腕に余計なストレスがかかってしまいます。
③ストレスを軽減するための工夫
私の場合、ウェットスーツを着た後にウェットスーツに水を入れて最後の「馴染み出し」をします。首元から水を入れた状態で両肩を揺すって、肩甲骨周りのツッパリを解消します。その後は片腕ずつ上げ、肩関節周りにウェットスーツ生地の余裕があるように合わせます。
つまり、ウェットスーツ内部を水で膨らませることによって、一度密着したスーツをより最適な位置に合わせることができるのです。
また海水はプールの水に比べて皮膚が擦れやすくなります。そのため、ワセリンなどの対策を施しましょう。私の場合は首の後ろ半分を、ぐるっと伸縮性のある筋サポートテープを貼って、ヘッドアップ時の擦れを予防します。撥水性タイプのテープが剥がれにくいですね。うなじのリンパを日光の熱や日焼けから保護することもできますよ!
以上、ウェットスーツを最大限活かすために気をつけたい3つのことのご紹介でした!