みなさん、「ディセンディング」という練習メニューをご存知でしょうか?
これは指定された距離と本数において、徐々に泳ぐスピードをあげていくという練習方法です。
水泳においては「スピードのコントロール」が非常にムズカシイのですが、トライアスロンやOWSに出場される方は泳ぐスピードを変化させなければならない場面が多々あるのでとても重要なテクニックになります。
今回は具体的な練習メニューのご紹介を兼ねて「ディセンディング」のコツをご紹介します。
まずは練習メニューのご紹介です。
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(50mを1分サイクルで回せる泳力を基準に作成しています)
W-up 200m×1本 ch
Swim 25m×4本 des1→4 1分サイクル
Kick 400m×1本 50m Easy – 50m Hard
Easy 100m×1本 ch
Main Swim
・100m×4本 des1→4 2分10秒サイクル
・100m×4本 des1→4 2分00秒サイクル
・100m×3本 des to MAX 2分30秒サイクル
C-down 200m×1本 ch
TOTAL 2100m
TIME 約60分
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「ディセンディング」でスピードのコントロールができるようになろう!
このメニューのポイントは「des1→4」です。
これは、「ディセンディング1本から4本目」の略なのですが、つまり1本目より2本目を速く、2本目より3本目を速く、3本目より4本目を速くといった感じで、徐々にスピードを上げていく練習です。
また、「des to MAX」は最後の1本は全力で泳ぎましょう!ってことになります。
実際にやったことがある方はお分かりになると思うのですが、スピードをコントロールするというのは、かなり難しいです。
私の所感ですが、大体の方が1本目をやたら速く泳いでしまい、そこからスピードを上げられなくて結局イーブンペースになってしまうか、逆にバテてスピードが落ちてしまう……という方が多くいらっしゃいます。
水泳は基本的に泳ぎながら「タイム」を確認できないので、体感で自分のスピードを把握する必要があります。
特にトライアスロンだと、スイムのあとにバイク、ランと控えているわけですから、オーバーペースだとあまりよろしくはないですよね。
ぜひ、このメニューを参考にスピードのコントロールを意識したトレーニングも行ってみてください!
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