クロールで長い距離を泳ぐコツは何ですか?
レッスンなどで参加者の皆さんからよく聞かれる質問の一つです。
そこで今回は、トライアスロンやOWSに出場される方にぜひ試していただきたい、クロールで長い距離を泳ぐコツの一つをご紹介します!
水泳もリズムが大事
水泳は同じ動作の繰り返しのためとても「リズム」が大事なスポーツです。
そのため、一定のリズムを刻みながら泳ぐことが長い距離を泳ぐためにはとてもとても重要になります。
特に呼吸をするときはリズムが乱れがちになるため、ここを改善することによりさらに長い距離を泳げるようになることが可能です。
頭のなかで1、2、3、4
オススメのリズムの刻み方は4拍子です。
片腕をフィニッシュ(ストロークの後半)をするたびにカウントしていくのですが、4拍子の場合は3で息を吐き、4で息を吸うと良いでしょう。これはいわゆる4回に1回のタイミングで呼吸をするときに使います。
また、3回に1回の呼吸であれば、3拍子で2で息を吐き、3で息を吸う。2回に1回の呼吸であれば、1で息を吐き、2で息を吸う。ということになります。
慣れないうちは、まず4拍子でチャレンジしてみて、一定のリズムが刻めるようになってきたら、ご自身のやりやすい呼吸のタイミングでやってみましょうね。
「リズム」を意識した練習メニューをご紹介!
最後に「リズム」を意識した練習メニューをご紹介します。50mを1分サイクルで泳げる方を基準に作成しているので、ご自分の泳力に合わせて調整してくださいね。
①ウォーミングアップ
400m×1本 ゆっくりクロール
②プル
100m×4本 2分サイクル 4ストローク毎に1回呼吸
100m×4本 2分サイクル 3ストローク毎に1回呼吸
100m×4本 2分サイクル 2ストローク毎に1回呼吸
・「呼吸のリズム」を意識して
③レスト
100m×1本 ゆっくりクロール
・水分補給も忘れずに
④メインスイム
100m×4本 2分サイクル 4ストローク毎に1回呼吸
100m×4本 2分サイクル 3ストローク毎に1回呼吸
100m×4本 2分サイクル 2ストローク毎に1回呼吸
・「呼吸のリズム」を意識して
⑤クールダウン
400m×1本 ゆっくりクロール
・脈拍数がしっかり落ち着くまでゆっくり泳ごう。背泳ぎをやってもOK
時間:約1時間30分
距離:3,300m