(photo by 匿名希望の友人)
そろそろシーズンオフに入られる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冬は寒いし、今はいろいろと蓄える時期…
ではありません!
冬には冬の楽しみ方がありますよ!
本日は数ある楽しみ方の一つとして、デュアスロンをご紹介します。
日本のレースカレンダーでは、トライアスロンシーズンが終わると、デュアスロンシーズンが始まるんです!
デュアスロンって?
そもそもデュアスロンとは
「第一ラン-バイク-第二ラン」
というように走って、漕いで、走るという競技です。
距離はまちまちですが世界大会になると、「第一ラン10㎞+バイク40㎞+第二ラン5㎞」だったり、日本のカーフマンジャパンと呼ばれる大会だと「第一ラン5㎞+バイク30㎞+第二ラン5㎞」だったりします。
実は私山下も、十何年前に地元舞鶴市で行われたデュアスロンに出場したことがあります。かすかな記憶ではありますが、きつかったことは鮮明に覚えております。(あと、雨だった記憶もあります。昔から雨男なんです。)
なんでトライアスロンのランが速くなるの?
題名にあるように、デュアスロンに出ることで、トライアスロンのランパートの強化にもつながります。
ではなぜ強くなるのでしょうか?
それは、
トライアスロン以上に脚を酷使する競技
だからです!
ラン練習ではしっかり走れるのに、トライアスロンのランになるとしっかり走れないという方って結構いますよね。この記事を書いている私もその中のひとりです。
トライアスロンのランは、心拍数が高い状態に加えて、筋肉がすでに疲れている状態から走りますよね!
一方、デュアスロンにおいては、心拍数はトライアスロンと同等、脚の疲労感はトライアスロン以上の負荷がかかります。トレーニングでは決して味わえない強度で走ることがトライアスロンのランの強化につながります。
世界的に有名なトライアスリートだと、リチャードマレー選手、日本でもお馴染みの上田藍選手や細田雄一選手もデュアスロンに参戦されてます。
そのため、冬の超高強度トレーニングとして出場をおすすめします。
私は2017年2月12日のカーフマンジャパン第四戦南関東ステージ川崎港東扇島に出場予定です。一人だと心細いなって方、ぜひ一緒に出場してみませんか?
デュアスロンは見ても面白い!
ここからは、デュアスロンを見て楽しむ方向けに「観戦」のススメです。
あくまで私の主観ですがデュアスロンって次世代のトップ選手が育つところでもあり、「デュアスリートvsトライアスリート(ショート)vsトライアスリート(ロング)」が成り立つ環境でもあります。
最近だと、先日のW杯宮崎大会で活躍した小田倉選手や、国内のロングディスタンスで圧倒的な強さを見せている戸原選手もデュアスロンで大活躍してましたね!
また、デュアスロン界の皇帝と呼ばれる深浦選手や、名実ともにトップクラスでトライアスロン、デュアスロンの枠を飛び出して大活躍しているエース栗原こと栗原選手が、ロング、ショートから来た強豪相手にどう戦い抜くのか、そして、後ろから猛追してくるデュアスリートの後輩たちにどのような背中を見せるのかとても楽しみです。
デュアスリートvsトライアスリート
若手vsベテラン
この勝負が同時に見られるのもデュアスロンならではですね!
その他にも、バイクが強い人が数人集まり、レースをおもしろくしていくことがあり、第一ランで遅れたからといって、終わりではないのも魅力の一つです。
そして、2016年は11月6日にはデュアスロン開幕を告げる
が福島県あづま総合運動公園で開催されます!
応援に行けない方もぜひ注目してみてはいかがでしょうか?
皇帝深浦選手の不在に加え、距離がいつもの半分になっており、だれが勝つかわからない混戦が予想されます。とても楽しみですね!
そして、関東近辺でもデュアスロンは行われています。
2016年11月20日 カーフマンジャパン東北ステージ 福島県いわき市
2017年1月15日 カーフマンジャパン北関東ステージ 埼玉県比企郡
2017年2月12日 カーフマンジャパン南関東ステージ 神奈川県川崎市
※カーフマンジャパンについてはこちらをご覧ください。
ぜひ、みんなで出場or観戦をして、盛り上げてみませんか?