みなさん、肩甲骨を思うように動かせますか?
トップスイマーのほとんどの選手が、ぐにゃぐにゃと肩甲骨を動かせます。
最近では水泳だけでなく、あらゆるスポーツで肩甲骨の重要性が説かれていますね!
しかし、真似してみようと思って動かそうとしたものの、なかなか思うように動かないという人がほとんどだと思います。
本来、肩甲骨は動きの自由度が高い関節なのですが、普段の生活で蓄積された疲労によって、だんだん動かなくなってきてしまいます。
「でも、肩甲骨を動かすといっても、どうやって動かせばいいんだろう。」
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで私、山下が3つの記事にわたり肩甲骨の動きについて紹介します。
肩甲骨の動きは6つの種類があります。今回はその中の2つ、内転、外転の動きについてご紹介いたします。
皆さん!記事を見ながら、鏡の前で確認してみましょう!
■内転
内転とは、肩甲骨を寄せる動作です。
この時に肩が上がったまま、寄せないようにするのがポイントです。
(右の肩甲骨が寄り切っていませんね!)
「肘を背中の後ろで合わせるように」、「肩甲骨で背骨を挟むように」
というような意識でやって見るといいかもしれません。
内転動作は、スイムの時やランの時に使います。
動作の大小の加減は人それぞれですが、背中が丸いまま泳いだり、走ることってないですよね!
肩甲骨が寄っていると、背中のちからを腕に伝えやすいので、スイムでは特に有効ですよ!
■外転
外転とは肩甲骨を引き離す動作です。
手を前で組んで、バランスボールを抱え込むような意識で行ってみると、わかりやすいですよ!
(手を前で組んだ状態です!)
外転動作はバイクのT.T(タイムトライアル)ポジションの時に使います。
バイクで楽な姿勢が取れない、T.Tポジションだと呼吸が苦しいという方はぜひ取り組んでみてください。
いかがだったでしょうか?
これらの動作を鏡の前で確認しながら行ってみてください。
意外と左右差がありますよ。
体の中心部のズレは、手先、足先に大きな影響を与えます。
ケガや癖の原因がつかめるかもしれませんね!
【かとすいのプライベートレッスン】
「短期集中でフォームを改善したい」「自分に一番あったレベルで泳ぎこみがしたい」などは、マンツーマン指導のプライベートレッスンがおすすめです。あなただけのオリジナルプログラムで徹底指導いたします。
■詳細はこちら
https://katoswimclub.jp/session/private-lesson/