トライアスロンのスイムパートってとても大切ですよね。
特にスイムが苦手な方は、「スイムパートさえうまくこなすことができればもっと速くなるのに」と思われているのではないのでしょうか!
また、プールだと速く泳げるけど、海だとおもうように泳げず、トライアスロンのスイムパートに苦手意識を持たれている方もいらっしゃると思います。
しかし、失敗しないポイントを掴んでおけば、泳ぐ速さに関係なく、気持ちよく泳ぎ切ることができます。
今回は私の体験をもとに、スイムパートを失敗しない3つのコツをお送りします。
1.体にあったアイテムを選ぼう
みなさんはアイテムを選ぶとき、体に合ったものを選んでいますか?
トライスーツやウェットスーツのサイズは非常に大切です。
サイズの合っていないものを選んでしまうと、肌とウェアがこすれて、泳ぎに集中できなくなります。
ウェアを試着して実際に動いてみるのが一番いいですね!
立位だとフィットするけど、泳ぐ姿勢だと、フィットしないなんてこともあります。
また、ゴーグルは自分の目に合うものを選びましょう。
オープンウォータースイムは得られる情報が地上の時よりも少ないので、目からの情報が非常に大切になってきます。
少しでも、見にくい、装着感に違和感があると思ったらやめておきましょう。
ゴーグルにおいては晴天用、雨天・曇り用の2種類を用意できるといいですね!
晴れの日は暗めの色や、ミラータイプ、雨や曇りの日は透明や水色などの明るい色がお勧めです!
そして、当日に忘れ物をしないようにしましょう。気持ちの問題だけでなく、レース中のトラブルの原因になります!
2.スタート前に周辺の人とコミュニケーションをとろう!
スタート前、自分の世界に入る前に、周りの人とコミュニケーションをとっておきましょう。
挨拶だけでも構いませんが、できれば少し相手の情報を聞いておくことをおすすめします。
隣の人がどんな選手なのか把握しておくだけでも安心感があります。(私も両隣が初見の外国人選手の時は、非常に緊張します。)
誰だかわからない選手とぶつかり合って泳ぐよりも気持ちよく泳げますよ!
3.自分のペースを守って泳ごう
レース中、一番やりがちなのが、明らかにオーバーペースなのに前の人についてしまうことです。
大会の雰囲気と一緒に気持ちが盛り上がってしまい、さらにはアドレナリンの影響でいつもより体が動いてしまいます。
心はノリノリでも、体は正直です。
オーバーペースで泳いでしまった代償は必ずやってきます。
そうならないようにも、自分のペースを守って泳ぐことを心がけましょう!
いかがだったでしょうか。
シーズンが始まる前にできるだけたくさん海練習に参加されることをおすすめします。また、アイテムを変えたら、必ず試してからレースで使用しましょう。