かとすい代表の加藤です!
前回のバタ足の基本編「腰掛けキック」はご覧いただけたでしょうか?
腰掛けキックはクロールのバタ足(キック)の基本の“キ”になるので、まずはこちらを習得しましょう。
まだご覧になっていない方は、下記の記事を先にじっくり見ていただき、今回の記事をご覧ください。
▼腰掛けキック(バタ足基本編)【かとすい加藤のスイムTIPS #1】
https://katoswimclub.jp/kato-swimtips001/
さて、今回は腰掛けキックの応用編。
その名も「ロブスターキック」です。
かなり難しいですが、習得できるとバタ足(キック)のレベルアップ間違いなし!なので、頑張って練習しましょう!
ロブスターキックのポイントは3つです。
①脚全体で水を押す
②プールの床方向に水を押すように
③身体が浮いていることを確認しよう
それぞれのポイントをご紹介します。
①脚全体で水を押す
これは前回の「腰掛けキック」でご紹介した内容とほとんど同じです。
ポイントは“蹴る”ではなくて、“押す”ということ。
これを意識するだけでもだいぶ変わってくるかなと思います。
ロブスターキックは、腰を曲げた状態で行いますので、より太ももの付け根を意識しやすいかなと思います。
太ももの付け根(感覚的に言うと腰全体でもいいかも)から動かす意識をとにかく持つこと。
膝を曲げ伸ばして“蹴る”ではないこと。
ぜひ意識してみてください。
②プールの床方向に水を押すように
上述した内容と一部被りますが、脚全体を動かすためには、プールの床方向に水を押すように意識した方が良いでしょう。
ポイントは太もも。特に太ももの“裏”になります。
太ももの裏をしっかりプールの床方向に向けて水を押すように動かしてみましょう。
きっと脚全体を動かす=太ももの付け根を動かす、と言うのが理解できるかなと思います。
③身体が浮いていることを確認しよう
ロブスターキックは身体が浮き続けられればOKです。
できれば腕は使わず、かつ、背中がプールの壁から離れなかったらエクセレントです。
身体が浮いていれば、脚全体を動かせているし、プールの床方向に水も押せているかと思います。
ちなみに。
膝の曲げ伸ばしで水を“蹴る”動作が強くなると沈みます(パワーがあればなんとか壁に背中を押し当てて浮けるかもしれませんが、、、、)。
これは自ら上に蹴っているからですね。上に蹴るから沈むわけです。
レッツトライ!
ということで、バタ足上級編。「腰掛けキック」の応用の「ロブスターキック」のご紹介でした。
ぜひたくさんプールに行って、試してみてくださいね!