前回のトライスロンが速くなる肩甲骨の使い方<内転・外転編>
はご覧いただいたでしょうか?
鏡の前で実際にやってみた方も多いのではないでしょうか。
さて、今回は、挙上(きょじょう)・下制(かせい)編です。
内転・外転はよく聞くと思いますが、挙上、下制についてはなかなか聞かない動作だと思います。
また、次回ご紹介する、上方回旋・下方回旋と動きが非常に似ているので。動作が混ざらないようにしましょう!
それでは、肩甲骨の使い方、挙上・下制にいきましょう!
挙上
肩甲骨の挙上とは肩甲骨を真上にあげる動作のことを指します。
この時、肩甲骨が真上に上がっているか注意しながらやってみてください。
肩甲骨ごとスライドさせる意識でやってみましょう!
意外と肩甲骨を寄せながら挙げてしまう人が多いです。
肩が首に寄らないようにしましょう!
(上記の写真のようにならないようにしましょう!)
挙上は主にスイムのパフォーマンスの向上に影響します。
挙上がうまくできていると、きれいなストリームラインや、大きなストロークを生み出すことができます。
一方、バイク、ランの時に肩甲骨を挙上させてしまうと、動きの連動が悪くなるので注意しましょう!
日常生活において、肩が凝りやすい人は肩甲骨が挙上した状態で生活していることが原因になっているかもしれません。
また、PC作業が多い方は、肩甲骨が外転しながら挙上した姿勢で取り組みがちなので、気を付けましょう!
下制
下制とは肩甲骨を下げる動作です。
挙上と同じく、肩甲骨を寄せながら下げてしまう人が多いので、真下に下がるように意識してみましょう!
首が長くなったように感じられればOKです。
下制がうまくできるようになると、スイムの時に肩甲骨から力強くかけるようになります。
また、バイクやランで肩が上がりやすい人は、少しだけ下制を意識することをおすすめします。
いかがだったでしょうか?
今回も鏡を使って確認しながら取り組んでください!
次回は上方回旋・下方回旋になります。
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