クロールと言えばプルで進むんだし、バタ足(キック)はしなくていいんじゃないか……と思っている方も多いのではないでしょうか?
確かに、クロールにおける推進力のほとんどが「プル」と呼ばれる腕の動作によるものです。
しかしながら、「クロールのバタ足の基本的な考え方」という記事でご紹介した通り、よりプルの動作を効率的に、かつ、ダイナミックにするためにバタ足が必要なのです。もちろん、バタ足による推進力も無視できません。
そんなクロールのバタ足ですが、最強の練習方法があるのをご存知でしょうか?
それは、「ロブスターキック」と呼ばれるドリル練習です。
それではまずこちらの動画をご覧ください。
なんだこれは!?!?!?と聞こえてきそうなドリル練習ですが、バタ足が苦手な方にオススメしたい練習なのです。
ちなみに超難しいです。
まずは腰掛けるように姿勢を取り、腕を真っすぐ伸ばします。かつ、腰はできるだけ曲げましょう。そして、足もしっかりと伸ばします。この姿勢で、足を大きく上下動させて、背中の方に進んでいきます。
ポイントは「膝」の曲げ伸ばしではなく、「太もも」を上下動させることです。
このロブスターキックで、25mを疲れることなく進むことができれば、あなたは上級キックマスターでしょう!
ぜひお試しください。