2016年3月18日(金)は、かとすい Swim Lesson −トレーニング:エンデュランス(中級)−でした。定員8名の少人数だったということもあり、しっかりと泳ぎこみができたのではないでしょうか?
それでは、レッスンの振り返りを兼ねてポイントのご紹介です。
今回のレッスンメニューはシンプルに「100m×38本」でした。トライアスロンのいわゆる「ロング」と呼ばれる距離、3800mを泳ぐ想定の練習です。また、ただダラダラと3800mを泳ぐのではなく、100mで区切ることによって、フォームの意識とスピード(タイム)をより意識しやすいようにしております。
疲れてくるとストローク数が増えてしまうことがよくある
3800mを泳ぐということは約1時間から1時間30分ほど泳ぎ続けることになるのですが、疲れてくるとストローク数が増えやすくなります。つまり、腕の回転数があがるということです。原因としては腕に疲れが溜まってしまうということもあるのですが、「呼吸」に意識が集中してしまうということも考えられます。特に「息を吸う」ことばかりに意識がとらわれがちになります。
「息を吸う」に意識が集中すると「呼吸」が浅くなり、「呼吸」の回数が増えます。そうなると、それに合わせる形で腕の回転数があがるわけです。腕の回転数が上がると「ちゃんと掻けなくなります」。なぜならば、腕の回転数をあげてちゃんと掻こうとすると、それなりにパワーが必要になり、疲れやすくなるからです。
ということで、それを解決するために意識していただきたいことをご紹介します。
①疲れてきた時こそ、自分のテンポを意識しよう
ご自身の感覚で泳ぎやすいストロークのテンポ(リズム)があるかと思います。そのリズムを疲れてきた時もしっかり意識するようにしましょう。
②「呼吸」は「吐く」ことを意識しよう
「呼吸」つまり息継ぎはどうしても「吸う」ことに意識がいきがちです。なので、しっかりと「吐く」ことを意識しましょう。ポイントは「細く長く吐く」ことです。また、「呼吸」もリズムが大事です。一番泳ぎやすい「呼吸のリズム」を見つけることもとてもとても重要になります。
以上、ロングディスタンスのトライアスロンスイムで意識したいことのご紹介でした。もっと詳しく知りたい方はぜひレッスンにお越しいただくか、お気軽にお問い合わせくださいね!