みなさんは泳いでいるときにストローク数を数えていますか?
実はストローク数って、タイムと同じくらい大切なんです。
あくまで私の考えですが、タイムは体力や速さの指標、ストローク数はうまさの指標として考えています。
特に長い距離を泳ぐ人だと、25mで1ストローク減らすことができると、1500mで60ストローク減ることになります。
たくさんかくよりも少ない方が消費エネルギーも少なく、後半長続きします!
そこで、今回はクロールのストローク数を減らす3つのコツをご紹介します。
水泳の基本は水の抵抗を減らすこと
おそらく、速く泳ぎなさいと言われると、多くの人がとにかく速く手足を動かすことと思います。
決して間違ってはいないのですが、まずは水の抵抗を減らすことを考えてみてください。
手を入水したときに、必要以上に腕が下がっていないか、キックをする際に、必要以上に膝が曲がっていないかといったように、普段何気なくしている、簡単な動作が抵抗を生み出している可能性があります。
まずはゆっくり泳いでみて、できる範囲で自分の泳ぎを確認してみましょう!
ドリルの効果を確認
フォームを作るうえで欠かせないメニューとしてドリルがあります。
ドリル中に
「これって効果あるの?」
って感じたことありませんか?
ドリルは効率のいい泳ぎを作るために行います。
ドリルをした後のスイムの際にはストロークを数えて、ドリルの効果を確認してみましょう!
ストロークが減っていたら効果的なドリルができた証拠です!
ストローク数+タイムの合計を小さく
これは個人練習の時にぜひ取り組んでいただきたいのですが、
泳いだタイムとストローク数を合計した数字を減らしていく
という練習があります。
例えば、50mを60秒で泳ぐ人が40回かいたとしたら、合計は100になります。
次の目標はストロークを
・タイムはそのままで39回以下にする
・ストロークはそのままで60秒より速く泳ぐ
のどちらかにします。
この練習をしていくうちに、自分の適性ストローク数もわかってくるので、非常におすすめです。
いかがだったでしょうか?
ストロークを数えて効率のいい泳ぎを目指していきましょう!