2018年に突入し、いよいよ記録会シーズンに突入する。
2017年の年末はこれでもかというくらい追い込み、いつの間にか寝落ちることもしばしばあった。
長時間そこそこな強度で練習していると考える事がはかどる。
あまり話題には出したくないのだが、昨年は事故で入院生活を余儀なくされた。
必ず戻せると信じていたけど、いざパフォーマンスが戻ってくると不思議な気分だ。
あの時、やめるという選択を取らなくてよかった。
そんなことを考えながら練習に取り組んでいた。
<2017年12月31日 かとすいトライアスロンスイム小岩 煩悩スイム>
(元気に100m×108本完泳しました!)
なぜやめなかったのだろうと考えてみたけれど、競技をやめるという選択をする言い訳がなかったのだと思った。
自分は競技を続けたいし、多くの人が戻ってくることを待ってくれていた。
退院明け、まだまだ動けない私に対して、
「いつ練習できるようになるの?」
こんな言葉を何の疑いもなくかけてくれる人が何人もいた。
むしろ、誰かもうやめとけという人はいないのか(笑)
と思うくらい誰も止めなかった。
多分、止めるだけ無駄だとあきらめていた人もいると思う。
以前、トライアスロンを続けるかどうかという「選択」を迫られたときに、それを後押しするような「言い訳」を探すことが1度だけあった。
就職するか競技を続けるか悩んだ時である。
(詳しくはこちらをクリック)
12月に何かの縁があるのか、2年前の大学4年生の秋冬はずっとうじうじしていた。
続けたいけど、言い訳が見つからなかった。
むしろ、「やめる言い訳」が目立った。
結果も出てない、けがも治ってない、環境もない、機材もない、おかねもない、あるのは続けたいという気持ちだけ。
しかし、「本気で競技を続けたい」というエゴな言い訳から、目を背けることができず、いろいろな人に相談した。
ある人は知恵を貸しましょうと、ある人は機材をなんとかしましょうと、ある人は自分に正直に生きなさいと。
誰かに相談する毎に、やめる言い訳が一つまた一つと消えていき、最後の一押しは、身近な人達からの、「やりたいようにやってみなさい。」、「自分を押し殺すなんてらしくない。」といった言葉だった。
こんなバックグラウンドがあり、今現在、プロとして活動している。
あくまでこれは私のケースであって、100人いれば100通りのやり方があると思う。
誰かのやり方をなぞろうとすると、多分どこかでつまずく。意志と覚悟がその方法をとった人と比べて、低くなってしまうからだ。
私も先輩のやり方を真似してみようと思ったが続かなかった。
やはり、誰かのコピーでは本気になりきれない。そんな気がする。
おそらくアマチュアだろうとプロだろうと競技をしていると何かしらの選択に迫られる場面が訪れると思う。
そんな時は、「自分に正直な」選択と、「後悔しない」言い訳を探してほしい。
最終的に選択するのは自分である。
勝負の世界で
○○のせいで負けた。
これは通用しない。
(ぼくもたまに使ってしまいますが…)
それは、負けるような選択をした自分が悪いだけである。
最終的に選択して行動するのは自分だ。
これからも、自分に素直に、後悔の無いように生きていきたいと思う。
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18の時に始めたトライアスロンですが、気づけば7年目のシーズンになりました。
下をみたらたくさんの後輩がいて、上には尊敬できる先輩がいる、中堅層になってきました。
先輩が伝えてくれたこと、そして、自身が経験したことを、伝えていきたいと思い、こういった形で発信させていただいています。
SNSであれこれかいて、政治力を発揮したいというわけではなく、ちからの限り、誰かを否定するような言動は避けていますが、もし、そう感じられた方はこそっとご連絡ください。
こういった、内容の投稿も増えると思いますが、応援していただければ幸いです。