みなさん、こんにちは!トライアスリート、そしてトライアスロン・コーチの河原と申します。私は陸上競技の中距離選手からトライアスロンに転向しました。そのためスイマーのように肩まわりや足首周りの柔軟性はありません。伏し浮きもできず、脱力してもカナヅチのように腰や足が沈みます。
私がご紹介する内容は、いわゆるトップ選手の身体の使い方や一般的に謳われている常識とは少々異なるかもしれません。また私も絶賛修行中の身ですので、前と言っていたことも急に変わるかも知れません(笑)。それをご理解いただいたうえで、「あ、こういうアプローチや考え方もあるんだ、それにしても変なヤツ。」と絡んで頂ければ幸いです。
キックは「外くるぶし」でうとう!
そんな足首の硬い私ですが、キックは「外くるぶし」でうつように心がけています。イメージとしては正座をした形で、足の親指を左右互いにぶつけるようなキック。重要なのは、足の付根周りやおしりの筋肉を積極的に使い、膝から先をリラックスさせることです。また、足首をプラプラさせるようにしています。動きづくりとしては、まずプールの中で立ってけのびの姿勢をつくり、片足立ちで足を前後にスウィングします。上に伸ばした手先がスウィングのたびにグラグラしないこと、足の付根周りやおしりの筋肉が使えていることを確認しながらおこなってみてください。
その他にも、フィンを使ったキック練習もありますが、トライアスリートにとって柔らかすぎる足首は、ランニングの故障につながると私は考えます。
「レースではウェットスーツを着るからキックはうたないよ」ですと、姿勢を安定できないばかりか、ストロークに力が伝わりにくくなります。抵抗やブレーキにならないキックを心がけましょう!
また、私河原は、チームケンズ・トライアスロンスクールで主に指導しております。ぜひお気軽にご参加いただければと思います!
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