トライアスロンやOWSなど長い距離の水泳においては「スピードのコントロール」がとても重要になります。
また、スピードをコントロールするためには自分の泳ぎのスピードを知ることがまず第一歩です。
例えば、1,500mをずっと疲れないで泳ぎ切るご自身のスピードは把握されていますか?
もし、把握できてないのであればぜひ今回ご紹介する練習メニューで「スピードのコントロール」を身につけてください。
それでは早速練習メニューのご紹介です。(この練習メニューは下記の「かとすいトライアスロンスイム小岩」で実際に行ったメニューになります)
下記の泳力レベルをご参考ください。
Aチーム:50m×20本を50秒サイクルで回れる泳力
Bチーム:50m×20本を55秒サイクルで回れる泳力
Cチーム:50m×20本を1分サイクルで回れる泳力
Dチーム:50m×20本を1分15秒サイクルで回れる泳力
①ウォーミングアップ
ABCD:200m〜400mをゆっくり
②キック&スイム
A:50m×8本 kick-swim/25m 1分サイクル
B:50m×7本 kick-swim/25m 1分10秒サイクル
C:50m×6本 kick-swim/25m 1分20秒サイクル
D:50m×5本 kick-swim/25m 1分30秒サイクル
・キックは潜水キック
・脈はしっかり上げましょう(目安:150〜160/1分間)
③プル
A:50m×20本 even 50秒サイクル
B:50m×18本 even 55秒サイクル
C:50m×16本 even 1分サイクル
D:50m×13本 even 1分15秒サイクル
・ずっと泳ぎ続けられるくらいの強度で
・泳ぎながら「回復」することが大事
・全て同じ「スピード」を心がけよう
④レスト
ABCD:50m×1本 easy swim
⑤メインスイム
A:100m×15本 2本Hardー1本Easy 1分40秒サイクル
B:100m×12本 2本Hardー1本Easy 2分サイクル
C:100m×11本 2本Hardー1本Easy 2分15秒サイクル
D:100m×10本 2本Hardー1本Easy 2分30秒サイクル
・Easyは上記プルと同じくらいのスピードで
・Hardは上記プルよりスピードアップ
・常にウォッチを確認してタイムの確認をしましょう
⑥クールダウン
ABCD:200m〜400mをゆっくり
時間:約90分
距離:2,000〜3,500mくらい
泳ぎながら「回復」しよう
スピードのコントロールをするためには「泳ぎながら回復する」こともポイントです。
ちょっと意味がわかりづらいかもしれませんが、つまり「手を抜くポイント」を見極めるということです。
これは長い距離を泳ぐときにマストなテクニックですが、“これくらいの泳ぎなら、これくらいのタイムだろう”という感覚がわかってくると「手を抜くポイント」がわかってきます。
手を抜くポイントがわかると泳ぎながら体力を回復させることができるってことですね。
このあたりの練習はなかなか自主練習では難しいかなと思っています。そのため、ぜひ皆さんのコーチに聞いてみてください。もちろん、「かとすい」にお問合せいただいてもOKです。
それでは、練習頑張りましょう♪
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