長い距離を優雅に泳ぎたい。
水泳をやっている誰もが思うことでしょう。そこで、今回は長く泳ぐための練習方法をご紹介したいと思います。
「ハイポ」を有効的に取り入れよう!
水泳の練習会になどに参加したことがある方は目にしたこともあると思いますが、呼吸制限で泳ぐ練習のことを「hyp(ハイポ)」と呼びます(他にもいくつか言い方があります)。正式名称は、ハイポキシックトレーニング (hypoxic training) です。これは例えば「hyp3」と書いてあれば、3ストロークに1回呼吸していいですよ、という意味になります。この練習は呼吸制限をかけることによって心肺機能が強化されるという目的以外に、もう一つ「余計な力を抜いて泳げるようになる」という目的もあります。
つまり、力を入れれば入れるほど筋肉を使うことになる→より多くの酸素を使う、ということです。リラックスして泳ぐことの難しさを痛感してる方は多いと思いますが、そんな方にはこの「ハイポ」での練習をオススメします。最初は苦しいですが徐々に慣れてきます。慣れてきたらhyp3から徐々に呼吸制限をあげていきましょう。hyp9で長く泳げるようになったらGOODです。
「ハイポ」の練習をして、リラックスして泳げるフォームを手に入れましょう!
「ハイポ」を取り入れた練習メニューをご紹介!
(想定)50m×10本を60秒サイクルで回れる泳力
①ウォーミングアップ
200m×1本 ゆっくり
②ドリル
50m×8本 Fr 片手ー両手/25m 1分15秒サイクル
・できるだけストローク数を減らして泳ごう
③スイム(プルでもOK)
100m×8本 hyp3→5→7→9/25m 2分10秒サイクル
・hyp(ハイポ)とは呼吸制限のこと。指定された回数をストロークして呼吸をする
・力むと余計な筋肉を使ってしまい酸素の消費が増えることを体感しよう
・ストローク数はできるだけ減らそう
③レスト
100m×1本
④メインスイム
50m×20本 hyp3→5→7→9/1本 60秒サイクル
・1本ずつhyp3、5、7、9です。これを5setチャレンジしましょう!
・苦しくなったり、疲れてきたときこそリラックスを心がけてください!
⑤クールダウン
200m×1本 ゆっくり
時間:約75分
距離:2,700m
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