継続。
強くなるために最も必要な要素だと思う。
色々なトレーニング理論がちりばめられている中、効率を求めるばかりに、最も大切なことを見失いかけていた。
選手兼コーチの期間が長かったので、トレーニング理論に触れることが多かったのだが、流行り廃りが激しいと感じた。
10年前にだめだと言われたことがブームになったり、そんなとこから攻めるのかというようなことがブームになったり。
中には、つい最近まで、流行っていたことと正反対の内容が流行するなんていうこともある。
もちろん、流行るからには理由があり、それなりに理論武装してある。
それでは廃れていったトレーニング理論がダメかといえば、そうとも言い切れない。
「じゃあ何が正解なんだ…。」と思われ方もいると思うが、強くなればそれが正解だ。
つまり、正解は自分の中にしかなくて、人とトレーニングを比べても無意味であると思う。
私はなかなか結果がついてこなかったときに、周りから練習内容を聞いてトレーニングをしていた時期がある。
こんな記事を書いているので何となく想像がつくと思うが、続かなかった。
教えてもらったトレーニングは、その人が強くなるために行っているトレーニングであり、私のためのトレーニングではない。
たまたま、合った場合はいいが、合わない、かつ、キャパシティを大きく超えていた場合は最悪だ。
そういえば、調子が良かったときはいい意味で周りが見えていなかった。
何が正しいのか迷ったときは、まずは自分で考えることが大切ではないかと思う。
弱い自分を受け入れるところから始まり、周りの意見を取捨選択する判断力と、時にシャットダウンするメンタルをもつ。
そして、正しいと思ったトレーニングを継続する。
もちろん、理にかなってないことはやめた方がよい。
考えることが苦手な人は、いろんなコーチの所に行って指導を受ければいいと思う。
コーチはそういった人たちに対して、信頼関係が成り立ったうえでトレーニングに励んでもらい、強くなってもらう、あるいは満足してもらうことが仕事なので。
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こんな気持ちで、こんな練習をしていますという報告も大切だとおもったので、ここで記載させていただいた.
強度は低いものの、毎日練習ができている。
まだ全開とはいかないが、じっくり体と心を育てていきたい。
次回はこの冬のトレーニングテーマとその背景について書こうと思う。
春にならないうちに…。