はじめてクロールを習った時のことを覚えていますか?
おそらく多くの方が、まずは「けのび」を習い、次に「バタ足」を習い、そして「腕の使い方」を習ったことと思います。
そして、そのはじめて習うクロールは「キャッチアップクロール」という泳ぎ方が多いでしょう。
ということで、今回は初心者向けのクロールの泳ぎ方「キャッチアップクロール」をご紹介します。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
キャッチアップクロールとは、一瞬だけですが手を前で揃えるクロールになります。それでは早速、解説しましょう!
片手ずつ確実にストロークする
キャッチアップクロールの最大の特徴は、片手ずつ確実に水を掻く(以下、ストローク)ということにあります。
そこで、キャッチアップクロールをすることにより、まずは片手ずつ確実にストロークをすることが可能になります。
初心者の方にはできるだけ長い時間ストロークすることをオススメしたいので、できるだけ大きなストロークができるように心がけてくださいね。
ストロークしても身体がブレないこと
片手ずつ確実にストロークできたとしても、身体自体がブレてしまうと効果が半減してしまいます。
野球のピッチングに例えると、下半身でしっかり踏み込めなければ、上半身の力をうまく使うことができずに速いボールは投げられませんよね。
それと同じように、まっすぐのいい姿勢「けのび」をし、かつ、下半身を安定させるために「バタ足」をすることが、いいストロークをするためのポイントとなるのです。
※「けのび」と「バタ足」については以下の記事をご参考ください。
◆「ストリームライン(けのび)」の作り方
◆【保存版】クロールのバタ足(キック)が上手くなる練習方法6選
まずは「息なしクロール」で15m!
さあ、泳ぎ方を覚えたぞ!、次は息継ぎの練習だ!というのは早計です。まずは息継ぎをしないクロール、「息なしクロール」で15mを泳げることを目標にしましょう。
なぜ「息なしクロール」をやるのかというと、それは泳ぎ方に慣れてないうちに息継ぎの練習をすると、“泳ぎが乱れてしまう”からです。また、15m進むためには、効率的に進むストロークを習得する必要があります。バタバタ泳いでしまうとすぐに息が持たなくなりますよ。
また、これは子どもがクロールを習う順番としても同じなのですが、けのび→バタ足→息なしクロール→クロール(息継ぎあり)という流れで習得していった方が、後々の泳力差に違いが出てきます。
まずは徹底的に泳ぎ方を身体に染み付かせ、息なしクロールで15m進むようになったら、息継ぎの練習を開始しましょう。
息継ぎの練習は「片手クロール」がオススメです。下記の記事をぜひご参考ください。
以上、初心者向けクロールの泳ぎ方「キャッチアップクロール」のご紹介でした!
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