「ジャンプアップ」という練習メニューを聞いたことはありますでしょうか?
もしかしたら、トライアスロンスクールに通っている方にはお馴染みかもしれませんね。この練習はプールで泳いでいる途中にプールサイドに上がり、またプールに入って泳ぐという普通の競泳の練習ではなかなかやらない心拍数を急激に変化させることによって、心肺機能を高めるトレーニングなのです。
それでは、早速こちらの動画をご覧ください。
いかがでしょうか?初めて見る方はちょっと驚きの練習かもしれませんね。では、この「ジャンプアップ」のポイントをご紹介します。
心拍数の変化に耐えよう
泳いでいるときの姿勢はプールに対して、または地面に対して平行になりますよね。そこから急に陸上にあがるということは、地面に対して体が直角になるということです。これにより地面からの心臓の高さが変わるため、一気に心拍数が増加します。つまり、キツくなります。
トライアスロンをやっている方はもうお分かりかと思いますが、これはスイムアップからトランジットに向かうときに非常に似ている状況です。つまり、泳ぎ終わってから走ってバイクラックに向かうわけですが、これがまたキツイキツイ。それは急激に心拍数が増加してしまうことが要因の一つとして上げられます。
そのため、ジャンプアップで心拍数の増減に慣れていると、本番でもこのキツさに耐えることができるというわけです。
きつくなっても同じペースで
ジャンプアップの練習の一番のポイントは、きつくなっても「同じペース」で泳ぎ続けることです。泳いで陸上に上がって、また泳ぐという行動はとても負荷が大きいですが、同じペースで泳ぎ続けることで心肺機能を高めることが期待できます。
プールの途中で止まるでもOK
上記のようにとても意味のある練習ですが、プールサイドに上がってまたプールに入る、ということが許可されていない(飛び込み禁止等)プールが多いのもまた事実です。そんな時はプールから上がらずとも例えばプールの真ん中で一回立ち止まって、また泳ぐというのも効果があります。
ぜひお試しくださいね!
「ジャンプアップ」の練習ができるレッスンのご紹介
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